苦手だがきになる世界 映画「教授とわたし、そして映画」 | 渡邊津弓のイトオシイ毎日☆

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自分を大切にすることを一生懸命やっているところです。

アマプラで視聴

※画像はお借りしました


2010年の作品


イ・ソンギュンさん…

アマプラからの、

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すぐに視聴。


やっぱり、心に残る俳優さんだ。

序盤の、現在バージョン

ちょっと、日々の現実の生活に

くたびれつつある

映画監督ジングの、人間の脆い部分、

危うい部分を、サラリと演じさせたら

イ・ソンギュンさんはすごいとしか言えない。

…自身の中にもある、それを引っ張りだして表現してたのだろうな、と、

思いを深く馳せてしまう。


ストーリーは

ジング(イ・ソンギュンさん)と、同じ大学で同じ学科のオッキ(チョン・ユミさん)、二人の恩師で映画監督のソン教授の3人目線の4つのお話からなる。

一つだけ、現在。

ジングは映画監督で食べて行けず、大学の教授になってるソン教授の口利きで講師をしてる。そこでのソン教授への感情と(ほんとに、尊敬していい人なのか…)、自分自身もソン教授と同じ立場に立たされて、同じようなことになってると言う葛藤。


2つ目以降は、ジングの大学時代に遡る。※いきなり大学時代が始まるけど、イ・ソンギュンさん、中年男性から大学生へそれほど違和感なく。不思議と過去と言う感覚も持たず、現在の話のように見ていけた。このとき、イ・ソンギュンさんが使ってたバッグが懐かしくて、調べたけど検索できず。ピクトグラムのような人のマークのやつ。ジンジャービスケットの人形みたいな。あのブランドなんだっけ?って。ネイビー地に赤いイラストの。あぁ!モヤモヤするっ(笑)

同じ学科のオッキに、恋しているジングは、猛烈にオッキにアタックしているが、実はオッキはソン教授と関係を持っている。ジング目線の恋の話、ソン教授の人生の話、そして二人の男と付き合うオッキ目線の話。

 映画を作ってる人たち独特の、哲学的な、精神は自由だ的な、そういう考えと行動を描く世界は、苦手意識が働くのだが、意外…感情をざわつかされることなく見ていけた。

 掴みどころのない、少し前の自分なら、理解できないオッキ(チョン・ユミさん)の言動も、興味深くみた。


 大学生役のイ・ソンギョンさん。少しだけ、肌が若い感じがするけど、この10年後もあまり変わってない。魅力的な俳優さんです。