血と情…どちらも繋がり 映画「いつか家族に」 | 渡邊津弓のイトオシイ毎日☆

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自分を大切にすることを一生懸命やっているところです。

アマプラで鑑賞

※画像はお借りしました



美人で評判のオンナン(ハ・ジウォンさん)に一目惚れした、ホ・サムグァン(ハ・ジョンウさん)は、オンナンに恋人がいると知りながら、強気で迫り、遂には「婿養子に入る」との一言で、オンナンの父親を落とし、オンナンを射止める。
 11年後、貧しくも仲良く暮らしていた家族に、周囲の余計な噂が…「長男イルラク(ナム・ダルムさん)が、サムグァンに似ていない。ハ・ソヨン(オンナンの元恋人)にそっくりだ」チュー
 余りにしつこく周囲に言われるため、血液型検査をして、皆の前で結果発表することに。キョロキョロ サムグァンがO型、オンナンがA型。元恋人はB型だから、Bだと実の子ではない…結果は…「AB型」えーん
 この日から、サムグァンの心に何とも表現し難い負の感情が生まれる。実の子ではない子を、愛し育てていたと言う「恥」「怒り」…妻への「嫉妬」。
てんやわんやあるものの、妻への嫉妬は落ち着く。が、長男イルラクへの気持ちは整理がつかないようで、あからさまに継父としての嫌がらせ行為が!びっくり
 人前では「アブジ」と呼ばせるが、二人きりの時は「アジュッシと呼べ」ショボーン
家族で肉まんを食べに行く時に、喜ぶ長男の姿に憎しみがこみ上げ、長男に「自分から母親に大叔父のところで食べると言え」と、連れて行かないプンプン
 個人的に、食べ物で差をつけられると、悔しくて切なくて泣けてくる(なぜか子供の頃から…)ので、このエピソードには、心底怒りがこみ上げた。
しかも、実の父親からも、疎まれる長男。11歳の子どもに、大人たちは何をするのかっ!この子は何も悪くないのに、生まれてきてすみませんって、思わせる大人たちよっ。(と、テーマからはずれたところで、心が萎える。挫折しようかと思ったけど、なんとか見たキョロキョロ

 

 結局、実の父親と同じ「脳炎」を発症し、命の危険に晒された長男のために、サムグァンは、自分の血を売り続け、ヨレヨレになって長男が治療を受けるソウルの病院に辿り着くが、待ちきれず(治療費が来なければ治療をしてもらえないえーん)オンナンが自分の腎臓を患者に提供することで、解決していた。

 オンナンも助かり、長男もげんきになり、死にそうだったサムグァンも回復し、家族揃って、肉まんと鮒の蒸し煮を頬張るシーンで結ばれる。

 血の繋がりに翻弄されたが、乗り越えたと言うハッピーエンドなのだが、辛い時間が多すぎた。えーん


 このまま、死んでしまったら、「いつか家族に」って、いつよ!と、先走って心でツッコミを入れたほど(笑)

 唯一に近い感じでしたが、ナム・ダルム君の、育ててくれた父親しか父親と呼べないってシーンの演技にはボロ泣きでした。


 あとこの方

ユン・ウネさんですか!

おデブの役で、かなり作っておられまして、気づきませんでしたウインク


ただの脇役ではない扱いでしたが。なぜ彼女はこの役を?