四月からお引越し

「ワルイコあつまれ」リニューアルインタ

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「ワルイコあつまれ」リニューアルで新しい地図3人独占インタビュー トップバッターは草なぎ剛、お気に入りキャラ「慎吾ママ」は「かわいい」 - イザ! (iza.ne.jp)

 

 

 

 

新しい地図の稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾がレギュラーを務めるNHKの人気バラエティー「ワルイコあつまれ」の放送波が変更され、今春から毎週土曜午後11時から総合(再放送=Eテレ毎週土曜午前10時)で放送されることになった。2022年4月のスタートから丸2年でのリニューアルで、総合での最初の放送は4月2日になる。

 

これまでも多くの視聴者を楽しませ、さまざまな企画で話題を振りまいてくれた「ワルイコ」。3年目に突入するタイミングで、3人が単独インタビューに応じ、これまでの内容を振り返るとともに、今後の意気込みを語った。その模様を3回に分けて1人ずつ紹介する。トップバッターは、連続テレビ小説「ブギウギ」での熱演も話題の草なぎだ。

 

お気に入りのキャラクターは「慎吾ママ」

2年という月日を噛みしめながら、毎回の収録を「挑戦だった」という言葉で説明する草なぎ。さまざまなジャンルのコーナーがあるこの番組を「その都度その都度、新しい発見をしながら楽しみたいなと思いながら現場に足を運んできました」と振り返る。その姿勢は今後も変わらず、「今回、放送局と放送時間などがリニューアルされるので、なお一層、新鮮な気持ちで取り組みたいなと思っています」と目を輝かせる。

 

「ワルイコ」には、香取の「慎吾ママ」や稲垣の「ユーチュー婆・ヨネキン(米田きん)」をはじめ、印象的なキャラクターがたくさん登場する。なかでも自身のお気に入りは断然「慎吾ママ」。香取が進行する人気コーナー「慎吾ママの部屋」だが、その初回ゲストは自身で、大河ドラマ「青天を衝け」(21年放送)で演じた徳川慶喜役になり切っての出演だった。

 

「歴史上の人物が出ての慎吾ママとのトークは、偉人たちの逸話とかも分かって役に立ちますよね。また慎吾ママもかわいいから、あのコーナーはやっぱりいいなと思っています。普段なかなか扮装しないようなゲストの方も、偉人になりきってくださるのも面白いです。何かしらの発見がありますよね。『こんな人だったんだ!』って。

 

あと、吾郎さんが芸能界のエピソードを昔話風にして読み聞かせる『芸能界むかしばなし』で、勝新太郎さんの伝説を取り上げたり。この番組は、楽しんで見ているうちに何か学べているみたいな、そういうところもいいんじゃないかなと思っています」

 

「ワルイコ」は「3人それぞれの魅力が引き出された」番組

番組のキャッチコピーは「子どもも大人も楽しめる新しい教育バラエティー」で、HPには「社会を楽しく学んでいきましょう」という説明がある。自身もこの言葉に共感し、「やっぱり、勉強と聞くと、どうしてもおっくうな気持ちが起きてしまうんだけれど、『ワルイコ』みたいに、少し勉強っぽさをなくした切り口で教えてくれる先生がいたら楽しく学べて、勉強に対する抵抗がなくなるような気がしますね。

 

直接ではなくて、遊びながらというか、勉強とは違う切り口でまずは興味をそそって、気づいたら実は勉強になっていたみたいな。そういう授業をしてくれる先生がいたら、世の中もすこし変わってくるかもしれないと思ったりしますね」と力を込める。

 

そんな番組がここまで続けてこられた理由について聞かれると、「やっぱり剛くんと慎吾ちゃんと吾郎さんが魅力的だからじゃないですか?」と笑顔。

 

そして「それぞれのコーナーによって3人それぞれの魅力が引き出されて、視聴者の皆さんに受け入れていただいたのかなと思います。もちろん、スタッフのみなさんの力もあります。その両方ですね!」と強調し、スタッフへの感謝も忘れなかった。

 

30日に最終回を迎える朝ドラ「ブギウギ」では、主人公、福来スズ子(趣里)の恩師で作曲家の羽鳥善一を好演。存在感は圧巻で、その演技は、視聴者の間で「第2の主人公」と言われるほど好評だった。

 

撮影は無事クランクアップしたが、その期間は約1年という長丁場。当然「ワルイコ」などの撮影も重なるなど、道のりは決して平たんではなかったが、当時を「趣里ちゃんと出会えて一緒にお芝居できたことが、僕にとって一番楽しい時間でした」と懐かしむ。

 

撮影からインタビューまで、終始ニコニコの“神対応”でその場を和ませてくれた草なぎ。最後は、まるで「羽鳥先生」のような笑顔で、充実した日々を振り返った。

 

【プロフィール】

草なぎ剛(くさなぎ・つよし)1974年7月9日生まれ。埼玉県出身。映画、ドラマ、CM、舞台など、多方面で活躍。代表作は「僕シリーズ」「戦争シリーズ」(関テレ・フジ系)や、映画「ミッドナイトスワン」(20年)「サバカン SABAKAN」(22年)など。

主演を務めた映画「碁盤斬り」が5月に公開される。