コロナウイルスvs免疫とガンについて.....思う | Goukkunのブログ

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今、猛威を奮うウイルス感染。

 

コロナウイルス、これは、単鎖RNAと考えられます。(二重鎖DNAのウイルスもありますが、今回のものは、単鎖RNAと考えられます)..............単鎖RNA、二重鎖DNA??治療への意味は?は後ほど.....。

......................この中でも、今回せめて役に立つことがあれば、何か?....と考えると、一言で言えば、免疫の姿が、働きが垣間見れるということだと思います。免疫の発達は、異物に対する身体の反応ですが、特に、ウイルス感染した細胞に対して、最も発達したんじゃないかとの仮説が多いことからも、人類とウイルスについて見える部分多々があります。

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そこで、今回、ウイルスに戦う治療と、免疫の過剰による反応について考えます。

治療

これに対して、考えられる薬は○RNA複製阻害剤(RNAポリメラーゼ阻害剤:アビガンなど)

○免疫を使ったもの(ワクチン、抗血清(これは今回不適と思われます)等)○その他

免疫過剰

○サイトカインストーム(免疫機能促進物質の過剰排出により、体の中に嵐のごとく反応が起こり、他の臓器に障害をもたらす反応)、浮腫

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まず、免疫は、そのメカニズムによって2つに大別される。1つ目は、液性免疫(抗体の産生)と呼ばれ、ワクチンの接種や過去の感染によって体内で作られる抗体が働きます。抗体には、病原体などに結合することで感染力や毒性を失わせる作用を持つものや、マクロファージなどの免疫細胞による取り込み・処理を助けるものなどがあります。

 2つ目は、細胞性免疫と呼ばれ、マクロファージやキラーT細胞といった免疫細胞が病原体や病原体に感染した細胞を直接取り込み(貪食と呼ばれる)、あるいは、感染細胞に毒素のようなもので死滅壊死処理することで体を守るシステムです。

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そこで、まるで見てきたような嘘を言い>>>>ではないですが、想像を巡らしてみます。(まだ誰も詳細を語っていないので)

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まず、ウイルスが喉や鼻粘膜に着くとします。侵入方法は2通りあります。ウイルスは、3重になっていて、表面はブツブツボ蛋白と脂肪様物質その次に蛋白質ででき殻そして、単鎖RNAです。

 我々の細胞内にRNAが侵入するには、ウイルス表面が侵入する細胞膜に溶ける様に同化して一体になる間に中のRNAが細胞質に入り込むコースと、我々の細胞表面にある受容体にひっつくことで、開けゴマ の様に、細胞膜に飲み込まれることで細胞内の消化器官(酸性➕消化液)に自ら飛び込み、殻を消化してもらう間に、RNAだけ細胞質内に入り込む。......→この方法を主として今回のウイルスは主に、取っている様です。

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.....さて、ウイルスがやってきました。我々の身体は、喉などの表面を巡回するIgA,大食細胞や、マクロファージが、早速感知し、緊急信号を出します。これらの信号は初期サイトカイン物質です。ここから、ウイルスvs我々の身体の戦争が始まります。

早々に潜りのけて喉粘膜の中に入り込むウイルスもいれば、駆けつけたマクロファージに消化され、抗体を作るように身体にサイトカイン物質を放出されるもの。..... もう一つは、マクロファージに飲み込まれ消化されてしまう前に、マクロファージ自身の細胞質内へ、先ほどの、飲み込まれるウイルスとして、RNAをぶち込むウイルスもいるでしょう。イメージしてください、それはそれはものすごい騒乱と戦いが起こっているでしょう。運良く我々の細胞内に入り込んだウイルスは、RNAポリメラーゼの働きで自分の複製を次々と作っていきます。満杯になると細胞を潰し、次の細胞に取り付いて増えようとします。

   

 我々の身体も、黙っておりません。抗体をもっと作れと、ヘルパ−T細胞か指示のもとB細胞から、抗体を出し(IgM,IgG,IgA)

と同時に,細胞性免疫のキラー細胞、タイプiv免疫を起こすT細胞etc..などを呼び寄せます。キラーT細胞により潰された細胞は、RNAウイルスをビニール袋で包んだままの状態で、安全にマクロファージに食べられ処理されます。..................

 

戦いが長引けば行くほど、サイトカインは大量に排出されます。

この時、気管支粘膜、肺胞気管支粘膜、などは浮腫が起き呼吸困難が起きます。さらに続くと、ウイルスそのものが肺の方に近づくと肺胞の外でも戦いが起こります(間質性肺炎)。

 

この辺の反応は、ウイルスに限らず、ICDリード感染から細菌敗血症↪︎肺膿瘍ー>呼吸困難そして血圧0へのショックそして蘇生後もサイトカインストームで心筋炎で、苦しんだ私の実体験があります。悪くなる時は、前日まで泳いでいたのに、あくる日には、ショックで倒れた...ほどのスピードがあります。ご注意ください

 

そうです、もう一つの主役は、自分の体を守るための蛋白サイトカインという免疫物質です。(前述、ガンの悪液質の項参照:

治る為に、体が必死になった時、分泌されるものです。特に、IL-1,IL-6,TNF-αは、リューマチの研究とともに、注目されています。

この主たる目的は、免疫を増加させること。(もちろん低下させる物質IL10等もありますので、免疫コントローラの役目もあります。)

 

................これらが却って体を破壊するようになることもあります。

 私たちが、今、コロナウイルスで垣間見る、激しい反応の、主犯です。

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じゃあ、どうすればいいのか?

○1;RNAを複製させない。RNAポリメラーゼ阻害剤’(アビガン等?)

○2;ウイルスそのものだと、抗体を作る際、マクロファージ内にさえ、RNAを複製させ、免疫崩壊が起こる可能性ある。

 

.............だから、ウイルスの抗原だけまたは 死滅したウイルスを(これは完全には難しい)投与して、免疫系を発動させるマクロファージに安心して、抗体を作る信号を発動さしてもらう。.........➡️その結果、フリーのウイルスを、抗体により動きを止める。(ワクチン)

 

...........また抗IL-6阻害剤の開発もできつつあります。例えば、

(アクテムラ注200(Actemra®):遺伝子組換えヒト化抗ヒトインターロイキン-6受容体抗体(トシリズマブ:tocilizumab))など。

でもサイトカイン全体は、ステロイドの微妙な使用、解熱剤の一部で、わずかながら手作業による調整のみが続くでしょう。

これらが、考えられます。

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でもよく見ると、色々な感染症。そして、ガンに対する戦いにおいて、考えさせられるものをお感じになられると思います。

 

 例えば、抗体があるのに再感染?も、ウイルスのゲノムに、PDL-1のような癌免疫抑制物質を造らせるものが混じっている可能性や、偽抗体を造らせる可能性等、想像は膨らみます。.....................

 

免疫反応、常に我々に味方し、一生懸命働いております。その、働きをコントロールし、自分の味方にするのは、ちょっとした工夫と、自分の味方にするものを、もっと理解しコントロールすることかなと思います。

 

皆様の戦いが、身を結ぶことを祈ります。

 これに打ち勝ち、将来地球人が他の惑星に、わずかの近未来において行き、未知のウイルスを持ちこむであろう予行演習

となるようにと、祈ります。

 

PS: 例えば、

○1;Interleukin-6(IL-6)は代表的な炎症性サイトカインで,T細胞やマクロファージ等の細胞により産生されるレクチンで、炎症のみならず種々の生理現象や炎症・免疫疾患の発症メカニズムに関与していることが明らかになった来ていて、他の臓器にも重要な影響と働きがあります。また、癌細胞の生物学的活性に も、影響を与え、多くの癌細胞において癌細胞活性を高め,腫瘍形成と転移、細胞増殖,細胞死抵抗性,浸潤,血管新生,免疫,幹細胞,悪液質に関与していること がわかってきました。重要なサイトカ インは、他にも炎症時にはTNFα、IL−1、IL-2, IL10など、多くの物質が分泌されなす。(残念なことに、多くの、特に僕の循環器の主治医は、サイトカインストームのことは何も知りませんでした。今回の件のようなことが起こって、多くの医師が知ることになったのはせめてもの、良かったことです。)

○2;最近の論文では、ガンの食事療法と同様に、コロナウイルス感染症にかかりすぐ治る人と重症になる人の違いとを、腸内環境の違いに趣を置いて考える人もいます。参照;Considering the Effects of Microbiome and Diet on SARS-CoV-2 Infection: Nanotechnology Roles;Kourosh Kalantar-Zadeh,corresponding author*† Stephanie A. Ward,‡§ Kamyar Kalantar-Zadeh,∥⊥ and  Emad M. El-Omar#

 

○3;敗血症では高率にDIC(全身に血栓ができる)を合併すると言われ,DICによるサイトカインのDICとの関係は、動物(例えばカニクイザル)実験でも、IL-6,IL-8,TNF-α,抗炎症性サイトカインのIL-10が顕著に上昇とともに、観察されており、必ずしも血管を傷つけただけではありません。今回の、コロナウイルスも、同様に、考えられます。