CAR-T療法 | Goukkunのブログ

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2015年12月ごろに書いたgoukkunブログで紹介しましたCAR−T療法が、ノバルチスファーマーから”キムリア”という名前で、商品化され、一部の病院で健康保険適応での治療が始まりました。

 

CA19の抗原を発現するB細胞に対し使います。、T細胞が攻撃すべきCA19抗原を持つ細胞を認識できるよう遺伝子改変した自分の免疫細胞(自分の血から分離したT細胞)を使います。

 

うまく成績が上がれば、次世代の医学の有力な治療法になります。(今は、保険では、B細胞性急性リンパ芽球性白血病と再発又は難治性のCD19 陽性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)を対象としています。)...........................

 

自分で自分を治療するという、本当の意味でのセルフ治療の人工版ですが、大きな意味を持つと思いますが....。

 

P.S

私的には、よく効く免疫療法は、免疫が働くとき分泌されるサイトカインが多く出過ぎてサイトカインの嵐(サイトカインストーム)が、様々な体のダメージを出す可能性があり副作用として注意が必要とは思います。ちょうど、私が、リード感染のため敗血症になり、過剰免疫後に、心筋を痛め心不全が出たように、1〜2年は緊張状態で仕事をするようなことは避けるべきだとは思います。(サイトカインストーム後は、心筋はアドレナリンの刺激でダメージを受ける可能性があります。)