激動に時代をどう生きたら良いかを考える。 -5ページ目

激動に時代をどう生きたら良いかを考える。

今は激動に時代です。この激動の時代はどうゆう時代であり、これからどうなっていくか?
そしてこの激動に時代をどのように活きるべきか?

『混乱と試練の時代』 -(1)- コロナパンデミックの後遺症

 

*今まで3年半、私のアメブロ上で投稿してきた『動乱の時代』シリーズは前回で終了し、今回から新たに『混乱と試練の時代』としてシリーズとしてまた投稿していきます。 

 

さて世界がコロナパンデミックに突入して以来、コロナショック、コロナ時代、アフターコロナ、ウイズコロナといった言葉が、連日、新聞、雑誌、テレビ上で躍っています。2月半ばからコロナという言葉がマスコミで取り上げられない日はありません。

私が敢えて申すまでもなく、コロナショックは私たちの経済、政治、社会、文化をも大きく変えてしまいました。

 

コロナパンデミックは100年前に起きたスペイン風邪のパンデミックの時によく似ています。スペイン風邪は1918年~1920年に流行し収束までに約3年かかったと言われています。

100年前のことなので明確な記録が残っているわけではありませんが、全世界の死者数の合計は2000万人~5000万人といわれています。

しかし人類は大きな被害を出したスペイン風邪の教訓をあまり生かせていないように思われます。(スペイン風邪の詳細については、私のFBに4/26投稿の動乱の時代76をご参照ください)

 

コロナパンデミックは、北半球では夏になるに従って少し流行が収まってきた感はありますが、まだ感染爆発は収まったというわけではありません。これから冬に向かう南半球の南米諸国やアフリカ諸国で今感染爆発が起きています。そして秋から冬にかけて第2派 第3派がやってくることは間違いなさそうです。

 

100年前のスペイン風邪の時は第1派よりも、第2派 第3派の時のほうが死者数が多かったという記録があります。コロナパンデミックは、未知のことがあまりにも多く、その対応については、各国の政治家や専門家の間でさえ、意見の違いあり、対応が日によってコロコロ変わるという現実がありました。

 

コロナの対応をめぐる政治指導者の問題では、うまく切り抜けている国と対応のまずい国では、「天国と地獄」ほど差が出ています。

ニュージーランド、台湾、ベトナム、タイなどの諸国はアメリカ、ヨーロッパ、他のアジア諸国に比べて感染者と死者の数が圧倒的に少なく新型コロナ対策に成功した優等生的な国家というべきでしょう。これらの国々では政治指導者がリーダーシップを発揮してコロナを抑え込み、国民から圧倒的な支持を得ています。

 

それに反し、コロナを抑え込み失敗したり、不完全だった国―アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、スペイン、オランダ、ブラジルなどの先進国も政治指導者は国民の支持率も一様に下がっています。

我が日本も死者の数は少ないものの、決して成功したとは言い難く、また度重なる不祥事も相まって、このところ安倍政権の支持率は急速に下がっています。

 

日本を含むこれらの国々では、近い将来、現政権がひっくり返されて新しい政権が登場してくる可能性が高いと思います。つまり政治的に不安定になるという一語に尽きます。

 

同時に世界中でコロナパンデミックによる経済の悪化は、1929年の世界大恐慌を上回ると言われています。飲食、観光、運輸、航空、物流、自動車などの産業の経済的な悪化は当然のこと、ありとあらゆる業種、業界にかかわらず経済的な悪化が進行しています。

 

そして世界大恐慌の最後にやってくるものは金融恐慌となるでしょう。おそらくこれは2008年のリーマンショックを遥かに凌駕する想像を超えたものになると思われます。 銀行や証券会社の破綻、銀行の預金封鎖や取り付け騒ぎ、ドル、ユーロ,ポンド, 元等の通貨危機とハイパーインフレ、中小国での国家破産等、これら遥か昔に起きたことが、そう遠くない近未来に起こる可能性は決して否定できません。

 

これからやって来るであろう21世紀の世界恐慌も、1929年に起きた世界大恐慌のことを、大半の人が記憶になく未知の領域の問題です。これから来る21世紀型世界恐慌の解決には、コロナシパンデミックと同様に、おそらく試行錯誤が繰り返されることが懸念されます。国際協力と人類に英知が真に試されることになるでしょう。

 

以前、動乱の時代シリーズでも再三お話ししてきましたが、何らかの理由で食糧危機が近未来に起きることも予想されます。あまり報道されてはいませんが、現在でも紛争のためにアフリカや中東の狭い地域で食糧危機が起きています。

 

今世界的に地球温暖化が加速度的に進行している事実です。今世紀末までに世界の平均気温が2度~4度上昇するだろうと国際機関が恐ろしい予測を出しています。

近未来に、もっと広範な地域で、地球温暖化による大雨、洪水、干ばつ、水害、大規模台風の発生等が発生することが予測されます。

さらに悪いことに、コロナパンデミックにより輸送運搬が滞ってしまい、結果的に広範な地域での食糧危機につながってしまうことが懸念されています。

 

さらに最近一部のテレビやユーチューブで伝えられている2つの地球規模の危機問題があります。

それはアフリカからアジアにかけて、食物を食い荒らすサバクトビバッタが大発生している問題と中国の80年ぶりの大雨による長江にかかる三峡ダムが崩壊の問題(もしこの三峡ダムが崩壊したら5億人の人が被災すると言われている)です。

 

これらの問題は、全世界的に注目されています。もし大規模に起これば間違いなく、食糧危機に直結してしまい、悲惨な結果を招くことになるでしょう。コロナパンデミックから10年~20年後の世界は決してバラ色の世界ではなく、私たち人類に「混乱と試練」をもたらす時代になると私は予想しています。

 

第二次大戦が終わって75年近くたちました。日本のこの時代は、戦争直後と比較したら、大戦争も起こらず、人口も増え、自動車、電化製品やITに代表される文明に利器も普及し、経済的にも文化的にも平和で豊かな生活を享受していると考えます。

 

しかし、2020年の今年、だれもが予想だにしていなかったコロナパンデミックが起きてしまいました。

私たちは、しばらくの間はコロナとうまく共生して生きていかなければならなくなった考えるべきです。

 

今まで悲観的のことばかり述べてきましたが、このコロナパンデミックの良い点は、私たち人類に文明や文化や政治や経済や生活や教育や組織運営のあり方を、原点に返って静かに考え直す機会を与えてくれたことではないかと私は考えております。

 

*『混乱と試練の時代』はシリーズとしてまた随時投稿していきます。

*前回にも申し上げましたが, 『動乱の時代』は過去4年近く、私がアメブロ上に投稿したものを再編集しまとめたもので電子書籍(58コンテンツ、350ページほど)として、8月初めには出版する予定です。

お値段は、お手頃価格の800円ほどにしようと考えております。

お求めになりたい方は、ご連絡ください。