激動に時代をどう生きたら良いかを考える。 -2ページ目

激動に時代をどう生きたら良いかを考える。

今は激動に時代です。この激動の時代はどうゆう時代であり、これからどうなっていくか?
そしてこの激動に時代をどのように活きるべきか?

●『混乱と試練の時代』-(4)- 先鋭化する中国の野望-上―●

 

 

世界に目を向けると、コロナ禍の中で世界経済の恐ろしいほどの減速と低迷が続き、米中の対立を軸に各国間の対立が激しさを増しています。

特に中国の台頭と暴走は、90年前のナチスドイツの台頭によく似ています。

これからの中国の動向が世界のパワーバランスに大きく影響を与え、世界的な危機現象を作り出していくのではないかと考えています。

 

今から40年ほど前の中国は、本当に貧しい国でした。戦前の満州に渡って、私の父方の叔父さんに当たる人がいました。昭和15年ごろに結婚し夫婦で満州に渡り現地で会社を経営していました。叔父夫婦は仕事も順調で成功していたそうですが、終戦時にソ連軍の満州侵攻により全財産を失い、叔父はそれから間も亡くなり、叔母も日本に帰ることができず現地(満州)に留まらざるを得なかったようです。

私も満州に渡って日本に帰国できずにいた叔母の存在すら、大学入学するまで、まったく知りませんでした。

1972年に当時の田中角栄首相と中国の周恩来首相は日中平和友好条約が締結されました。

それから2年後に叔母が一人で一時帰国しました。中国に残してきた息子がいることを知りました。

 

叔母さんは日本の発展に眼を見張りました。叔母さんは私たちはいろいろ話しをしてくれましたが、日本とは比較にならない庶民の貧しい暮らしぶり等。そして叔母が 『中国では、たとえ親兄弟でも政治的なことは一切話せないのよ』 と声を小さくして語ってくれました。

他方、それから25年ほど時が流れて、かれこれ5~6年前の話になりますが、学生時代に机を並べた男がいました。卒業して40年程経ち、共通の友人がいたことと、お互いに早く脱サラを経験、独立し小さいながらも会社を立ち上げたことで、還暦が過ぎてから再開し、何度か話す機会をありました。

彼は当時建設会社とそれに関連した会社を立ち上げ割と幅広く事業展開をしていました。中国にも進出し建設関連の部品工場作ったそうです。

最初の4~5年は順調でしたが、その後は不況と競争の激化と労働争議が起きて、利益が出なくなり先の見通しが立たないために、中国からの撤退を決断し日本に現地の工場をたたんで日本に引き揚げてきました。

 

その時、中国の役所も政府もまったく力になってくれなかったばかりか、法外な違約金を取られて無一文になって帰ってきたそうです。

彼がいみじくも言っていました「中国人には、二種類の人間しかいない。一種類の人間は、悪い人間だ。もう一種類の人間は、もっと悪い人間だ。」・・・と。

「法律と裁判制度などは、一応もっともらしい条文などはあるが、自分たちの良いほうに解釈し適用してしまう。そんなものは、あって無きがごとしだ。」

このことを大学の友達から聞いた時、「へー、そうなんだ」とあまり自分の身に関係のない話として聞き流したていました。

事実、この半世紀で中国は驚異的な躍進を遂げました。しかし政治経済的な躍進を梃に最近の習近平政権の領土拡張を丸出しの横暴なふるまいは、近隣や欧米諸国の非難の的になっています。

コロナパンデミック以降、アメリカのトランプ政権は中国の封じ込めに大きく舵を切りました。あと2か月ほどで大統領選挙になりますが、たとえトランプ氏が敗れ民主党のバイデン氏が勝ったとしても中国封じ込めの方針は変わることがないと思います。

イギリス、フランス、カナダ、オーストラリア等の他の自由主義国もアメリカに追随する動きに急激になってきました。

ポンペオ米国務長官は、つい最近、対中政策に関する演説で中国への苛烈な批判を展開しました。「中国は国内ではより独裁的になり、世界では自由への敵対姿勢をより強めている」と言い切りました。そしてポンペオは演説で、米政府の新しい対中戦略を打ち出しました。それは、「中国の人々と関わりに力を与えるものだ。中国の人々は自由を愛する活力旺盛な人たちであり、中国共産党とは明確に区別すべきである」…と中国共産党への対決姿勢を明確にしました。

中国は、中国共産党という偏狭なイデオロギーが支配する独裁専制国家です。

 

最近、中国で成立し直ぐに施行された「香港国家安全維持法」は、香港国民に対する基本的人権や言論の自由に対する弾圧するための法律です。

今世界中からこの法律とその施行に対する非難が上がっています。

この法律は、香港に住む人はもちろんのこと、場合によっては私たち日本人を含む全ての外国人にとっても危険な存在だといいます。というのも、この国家安全法が定める違法行為を、外国人が香港とは別の場所で犯した場合でも、香港に入ってしまうと拘束される可能性があるというのです。つまり、SNS(交流サイト)上での発言など、誰かの言動に中国政府が目を付けた場合、それが世界中のどこあろうと香港に入ったら拘束されるリスクがあるということになるのです。

私は叔母が日本に里帰りした時に、私たちに語ってくれた「中国では政治的なことは、親や兄弟でも話せない」といったこと、そして5~6年前に大学の友人が私に話してくれた「中国には2種類の人間しかいない、それは悪い人間と、もっと悪い人間だ」という言ったことが、真に本当に理解できました。

 

*「混乱と試練の時代」は、また随時投稿していきます。

 

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