いま世界は動乱期に突入し、政治・経済・社会のあらゆる分野で変革が起きています。今まで権威があるとされ世界をリードしてきた国家や会社が凋落し、それを支えてきた新自由主義やグローバル経済も急速に停滞し、世界中いたるところでテロが起きています。ごく一握りの富める人たちと大多数の貧しい人たちと2極化してきています。また国と国との対立、富める人と貧しい人との対立、宗教間の対立など対立軸が先鋭化し、激化してきています。
トランプ政権の誕生によって、ここ200年ほど人々が追求してきた自由や民主主義や博愛といった基本的理念さえ怪しくなってきています。
いま世界一安定していると思われている日本の安倍政権も、ここにきて急速に求心力を失いつつあります。政権発足当時打ち上げた経済政策「アベノミクス」も最近はあまり取り上げられることもなくなり、いろいろの経済指標もここにきて明るい面より心配な面が多くなってきました。アベノミクスのもう一人の旗振り役である日銀総裁もすっかり自信を無くしているように見えます。
同時に、安倍氏も含めて側近や閣僚人たちの不祥事とそれに対する対応と説明は庶民とかけ離れたものがあります。だんだん安倍政権は民衆の信頼を失ってきて、都議選の大敗北に見られるように、安倍内閣は「裸の王様」状態になってきました。
これからますます日本も含めて世界は大揺れに揺れてアメーバ状態に突入していくのではないかと予測しています。
他方、動乱の時代は、変革の時代でもあります。この動乱の時代における変革の担い手となっていくのは今権力を持っている人たちではなく、全く想像もしていない人々の中から登場してくるのではないかと私は強く考えています。
温故知新的に過去の日本の動乱期を参考にしてみると、近世の動乱期であった150年前の幕末に、次の新しい時代を切り開いた【幕末の志士】に呼ばれた人々は当時の権力構造であった徳川幕府や、それを巻いてきた有力な譜代大名や旗本などではなく九州、中国、四国の外様大名の下級武士の若者たちでした。その当時、彼らは今でいうチンピラに過ぎませんでした。
ここに来て、我が国のスポーツ界や将棋界で若者たちが信じられない記録を出し、目覚ましい活躍をしていますが、何時の時代でも新しい時代を切り開いていくのは間違いなく10代、20代の若者たちだろうと予感しています。
つい最近、私はネットビジネスの集会に行ってきました。実に多くの若者たちが来ていました。ものすごい熱気に圧倒されました。このネットビジネスの業界も他と比べて歴史が浅いので、数年前までは胡散臭いビジネスと思われがちでしたが、最近はこのビジネスも市民権を勝ち得たようで、若者の新興起業家が多く出ています。彼らの中に、今までの常識を打ち破っていくパワーを感じました。おそらく彼らは新しいタイプの積極的な【民衆】で新しいタイプの若者です。彼らの中から今の閉塞状況を打ち破って新しい時代を作っていく人たちが出てくるのではないかと予感しました。
*この続きは順次、投稿させていただきます。