今日のお茶のお稽古
棚:紹鴎棚
茶器:竹の中次
茶杓:象牙の利久型
主菓子は「東風」
東の風と書いて“こち” と読むそうです。
これは
「東風吹かばにほひおこせよ梅の花、
主なしとて春を忘るな」という歌からきた
言葉で
太宰府に左遷された菅原道真が京都を
去る時に読んだ歌だそうです。
「春の風が吹いたなら、香りを送っておくれ。
梅の花たちよ、主の私がいなくなったから
といって、
春を忘れずに咲くのだよ。」という意味だそう。
今日はお菓子一つで、
平安時代の菅原道真を想い
タイムスリップした気分になりました