97歳の祖母(おキミさん)は、今年のゴールデンウィークの5月5日に体調を崩し入院、状態も落ち着きそろそろ退院という話が出て家族がホッとした矢先、今度は病院内のトイレで転倒し大腿骨を骨折。
おキミさんは、ベッド脇に置いてあるとトイレを使うのは看護師さんたちの手を煩わせて申し訳ない、と考えていたよう。
せっかく歩けるまでに回復したのだから、と夜中一人で共用トイレまで歩いて行ったみたい。
そこは真っ暗で、入室すると自動的に点灯するようになっていたらしいけど、明治生まれのおキミさんは急に電気が点いたのでビックリしたらしい。
びっくりして“ドスン”と転倒してしまった!!
心臓肥大で苦しくなり入院、先生や看護師さんの手当てとおキミさんの強い生命力で奇跡的に乗り越えてくれたのに、
あー、一難去ってまた一難.。
その病院には外科がなかったため、5月20日のその日中に転院し、23日に手術をとなった。
もともと心臓が弱くなっていたので全身麻酔ができる状態かどうかのチェックがあり、なんとかクリアできました。ホッ(^^)
97歳という年齢が年齢なので手術に耐えられるかどうか?、というところは、私たち家族にも覚悟が強いられましたが。
その日仕事をしながら、無事に手術が終わりるよう祈り続け、母から無事との連絡があった瞬間の喜びは忘れられません。
その後、リハビリの先生たちの指導のもと頑張ってリハビリ訓練をし、やっと杖を使ってゆっくり歩けるようになり、めでたく今月4日に退院してきてくれました。
退院した日は仕事が休みだったので実家に帰り、「ホンとに無事に帰って来れてて良かったな~」と話していた時、おキミさんが放った言葉 『地獄へ、ダダバシリしてた・・・』。
「え~、何やそれ? 誰かが言ってた言葉~?」と私。
「いやぁ、あんまり痛かったから・・」とおキミさん。地獄へまっしぐら・・という心境だったんだろう。
そんなおキミさんの面白語録や日常を書き綴っていきたいと思ってます。