おキミさん(98歳の祖母)は、昨年体調を崩し入院し、その病院で転倒骨折しました。
手術の出来る病院へ転院し、無事手術を乗り越えリハビリも頑張って一月半ほどで退院してくれ、初めて介護認定を受けました。
その後、市から車椅子を借り、
デイサービスデビューをしました。
それから半年たった先日また介護認定が
あったらしく、前より支援度が低くなった
ということである。
そのため、デイサービス利用も10時から17時まで行っていたのに10時から15時までになった、と母が言っていた。
支援度が低くなったということは、
とても嬉しい。
でも、その仕組みがよく理解できない。
2時間を短縮される理由が・・・。
おキミさんは、杖をつくのも忘れ、
家の中をスタスタ歩き、
「まだ、二階には上がられへんけどな」
なんて言っているが、本当にここまで回復
してくれたのは、奇跡である。
病院でもボケることもなく、気を働かせていた。
毎日、一時間半ほどのリハビリも見に行くと、
一番の年長者であるおキミさんが一番元気に
頑張っていた。
そして、「皆と一緒にご飯を食べたい!」
という強い気持ちが、体を回復に
向わせたと思う。
おキミさんは、家族と同じ物を食べる。
お粥は、好きではないらしく
しっかりご飯を食べる。
最近また、歯茎が痩せたのか、
笑うと入れ歯が落ちてくる。
入れ歯を新しく作ろう、と言っても
「もう、穴にはいらなあかんから、
もったいない」と言い続けて
もう何年にもなる。
おキミさんを見ていると、
ほんとうにこちらが元気になる。
癒される。
が、先日も両親の留守のスキを狙って、
カートを引きながらだけとスーパーに
買い物に出ていたらしい。
心臓肥大を抱え、お医者さんからは
いつどうなってもおかしくないと宣告
されているというのに。
こちらはそれを聞いて、ドキドキ、
ハラハラしているんだけど。