和音(かのん)漢方堂
のつつみです。
ご覧くださりありがとうございます
中医学を通して皆さんの健康の応援をしたいと思い、綴っています
先日、とある高校の生徒さんから授業の一貫でインタビューを受けることになりました。
東洋医学に興味を持ってくださり、事前に深く掘り下げて調べて来て下りました。
(大変嬉しい事でした)
何故、漢方治療は治療手段の１つとして広がらないのか？
治療だけでなく、他に活用出来るか？
と様々な質問を受けながら
改めて漢方の良さや有効性、予防医学として役割など
もっと皆さんにお伝えしていかなければと思いました。
日本の医療の中心は西洋医学
風邪をひいた、どこかが痛い、調子が悪い。
程度によりますが、困ったとき、病院へ行きますね。
検査や診察を経て、治療方針が決まり投薬などがおこなわれる訳ですが
日本の病院の殆どは
「西洋医学」を元にした治療です。
医学部、薬学部へ行って
学ぶもの西洋医学が主です。
保健医療体制も整い
安心して病院へかかれ
日本の医療体制の誇れる所で
素晴らしいと思います。
しかし、どうもそれ以外は
肩身が狭く
西洋医学の他、中医学や
漢方、他にも色々あるのですが、自分の身体のことであるにもかかわらず
自分達で選択出来にくい、
希望を伝えにくい現実があります。
実際ドクターも漢方に興味を持ってくださり積極的に学んで使っておられる先生もおられる反面、漢方なんて訳の分からないものを飲むな❗と否定的な先生もいらっしゃいます
統合医療とは
「統合医療」って
聞いたことがありますか？
季節は戻りますが、8月
空と琵琶湖の青が美しい
琵琶湖ホテルにて
多くの著書やテレビなどで
ご著名な冷えとり先生こと
川嶋 朗先生を
お迎えして
自然薬研究会の近畿地区大会が行われました。
川嶋朗先生のご講演は
「今、必要な医療とその教育」
現代の医療(西洋医学)の良いところは認めつつも
超高齢化の今の日本に
統合医療の必要性や大切さをお話下さいました。
統合医療とは
従来の医療(西洋医学)のみならず、安全性と有効性について質の高いエビデンスが得られている補完代替医療(中医学も含まれます)とを 組み合わせた「医療」の事です。
西洋医学の検査や救急医療、スピード感などの優れた点を認めつつ
他の医療、例えば漢方(東洋医学)の体調を整えたり、体質を理解してアプローチすることなども取り入れる。
普段、私達の目指す理想の医療のお話でした。
おまかせの医療ではなく
自分がどう治療を進めていくか、また
予防や養生を含めて、
どう生きていくか。
死生観まで考えさせられました。
生を受けて、終わるまでの間に、病むことも、弱ることもあるでしょう。
その中でもイキイキ、ワクワクを忘れず、少しでも元気に過ごすには。
自己管理(養生)や予防医学の知恵を持ちながら過ごしていけると素晴らしいと思います。
中医学の考え方もその一つ。
皆さんへお伝えしていきたいと思います
女性特有の心や身体
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