本日も映画。
「キーパー ある兵士の奇跡」(英独合作)を観てきた。
バート・トラウトマンという元ナチス兵で、後に英プレミアリーグ(マンチェスター・シティ)でゴールキーパーとして活躍した人物がモデル(ほぼ実話なのかな)。
イギリスの捕虜収容所でサッカーに興じているところを地元チームにスカウトされ、弱小チームを引っ張り上げ、縁あった娘さんと結婚(最初の一夜の次の場面はもう結婚式後だった!)。
その後、名門チームに入団することになるのだが、元ナチスということで最初はブーイングの嵐。
だが、次第にそのプレーが認められ、大怪我も乗り越えて元敵国で大声援を得るようになっていく。
このまま幸せなエンディングかと思ったら、その先に事故で子ども失うという悲劇が待っていた。
ずっと引きずっていた戦争の傷痕も疼きだし、奥さんともなんだかギクシャク。
息子が眠る霊園で、かつて自分を責め立てた収容所の所長の家族が同じ霊園に葬られていることを知ったことなどもあり、トラウマは増すばかり。
想像を絶するような悲しみや苦しみがあったのだろう。
けれど、彼は復活して再びピッチ(ゴール前)に立つことになる。
実写の場面も多用され、ああこんな人がいたのだなぁ、と初めて知った。
人を、「選択の余地がない」状態に追い込んでしまう戦争は酷いものだ。
奥さんのマーガレットが言った「前に進まなきゃ」という言葉が胸を打つ。
これは、反戦映画なのだ、と私は思った。
・・・今日も観客は4名(昨日と顔ぶれは違っていたけれど)。