そして・・・、
美香ちゃんは静かにピッコロ(21世紀ヤマハ製)を構えると、「そ~っ」、という感じで息を吹き込んだ(ように見えた)。透明な、高原の朝風みたいな(褒めすぎ?)音が響いて、その後はコロコロと鈴を転がすような軽やかなハイトーンの連続。楽器への知識が乏しい私の耳にも絶好調の音色に思える。もしかしたら、この建物(お城)自体が音を美しく響かせる構造になっているのかもしれない。中世ヨーロッパの建築術恐るべし、だ。満足気に頷くザラストロ王。ルイーザ王女は彼から視線を外さずに睨み続けている。
緊迫した空気の中、ザラストロ王がド素人の私にも超高級品と解る古色蒼然とした横笛を構えて奏で始める。 ♩♩♩♩・・・・・・・
そう、この音。授業で聴いたシューベルトの「魔王」の声みたいな甘く、恐ろしく、抗いがたいような音色。たぶん、それがザラストロの人となりそのものなんだろう。さて、私たちはこの高い壁をどう切り崩していったらいいものか・・?
美香ちゃんは静かにピッコロ(21世紀ヤマハ製)を構えると、「そ~っ」、という感じで息を吹き込んだ(ように見えた)。透明な、高原の朝風みたいな(褒めすぎ?)音が響いて、その後はコロコロと鈴を転がすような軽やかなハイトーンの連続。楽器への知識が乏しい私の耳にも絶好調の音色に思える。もしかしたら、この建物(お城)自体が音を美しく響かせる構造になっているのかもしれない。中世ヨーロッパの建築術恐るべし、だ。満足気に頷くザラストロ王。ルイーザ王女は彼から視線を外さずに睨み続けている。
緊迫した空気の中、ザラストロ王がド素人の私にも超高級品と解る古色蒼然とした横笛を構えて奏で始める。 ♩♩♩♩・・・・・・・
そう、この音。授業で聴いたシューベルトの「魔王」の声みたいな甘く、恐ろしく、抗いがたいような音色。たぶん、それがザラストロの人となりそのものなんだろう。さて、私たちはこの高い壁をどう切り崩していったらいいものか・・?