英語講師、英日翻訳者の門田直樹です。
全国にはいわゆる自称進学校という学校がありますよね。
当地区にも自称進学校があり、そこに通っている高校生はみんな苦労しています。
あまり詳しく書くと差し障りがあるので、その実情の一部をお伝えします。
自称進学校の恐るべき実態
その高校は進学実績は、旧帝大が5から7人ぐらい、地元の広島大学、岡山大学が合わせて10から15人ぐらいの高校です。(国公立大学は5,60人)
英語の単語帳は速読英単語の上級編。
この学校なら必修編でも厳しいと思うのですが…
英語の定期試験にはまだ1学期なのに、早稲田大学の文学部の過去問が出て、解けた人はクラスで1人だったそうです。
何をやっているのだか…
数学もなかなかで、上位クラスはこの問題集が必須らしいです。
広大、岡大志望者にもこの問題集をさせていると聞いて、腰が抜けそうになりました。(東大、京大志望者ならまだ分かります)
チャートの推奨は当然赤チャートか青チャート。(又はフォーカスゴールド)
どの教科でも同じですが、難しすぎることをやっても学力は上がりません。
中途半端な達成感は味わえますが、成績は上がりませんね。
見ていてほとんどの高校生が自分で参考書、問題集を選ぶと自分の実力より難しすぎるものを選ぶ傾向があるので、必ず信頼できる指導者に聞いて選ぶようにして下さい。
自分のレベルに合わない学習をいくら継続しても結果にはつながりませんので気を付けましょう。
ご意見、感想大歓迎です。