英語講師、英日翻訳者の門田直樹です。
先日紹介した英文解釈 code 70の杉村先生がこのようなツイートをされていました。
【最後の方のabsentわかりますか?】
— 杉村 年彦 (@heihachily1) April 29, 2025
In 1993, safety net programs cut child poverty by 9 percent from what it would have been absent the aid.(NYT)
absentは前置詞で「〜がなければ」というwithoutと同じ意味で使われることがあります。主にアメリカ英語だそうです。New York…
absentは形容詞の意味は知っている方が多いと思いますが、前置詞では「~なしで」という意味があります。
このabsentの用法は新聞や雑誌で私も何度か見たことがあります。
このツイートの引用リツイートでMr.Big先生が補足説明をされています。
まさにそうなんですが、withoutと異なる点は、be動詞の後ろにはこないということですね。be not without problems「問題がないわけではない」のような言い方はabsentでは容認度が低いと指摘されています😇 https://t.co/f7iG1mbL1k
— MR. BIG (@Kazuma_Kitamura) April 29, 2025
be動詞の後ではabsentが使えないというのは知りませんでした。
上記の文章を見た時に例えabsentの意味が分からなくても、この文章のabsentは多分前置詞だろうと思って辞書を引くことが重要ですね。
辞書を正しく引くということは意外と難しいので気を付けましょう。
ご意見、感想大歓迎です。