英語コーチ、英日翻訳者の門田直樹です。
基本からわかる英語リーディング教本(青リー教)を読了しました。
私は先に黄リー教を読んでいたので、黄リー教の良い復習になりました。
青リー教も基本からわかるという副題から分かる通り、説明は基本的なところからされていますが、中学英語が理解できていないと取り組むのは少し難しいと感じました。
欲を言えば高校英語の基本を理解してから読むのが良いでしょうね。
青リー教も薬袋先生のF.o.R(frame of reference)の説明があり、その後に38題の練習問題に取り組みます。
練習問題は最初の問題は易しいですが、段々と英文の構造が複雑な文章が出てきて、最後の方の問題はなかなか難しい問題も含まれています。
青リー教でも黄リー教と同様にQuestionsでF.o.Rについての質問に答えていく形式になっていて、重要な質問は何度も出てくるので、頭に入りやすいですね。
薬袋先生によれば青リー教がマスターできれば正用法で書かれている英文の8割は理解できるそうです。
青リー教は薬袋先生のF.o.Rを簡潔に学びたい方にお勧めです。
F.o.Rを基本からしっかりと学びたい人は黄リー教を読まれる方が良いでしょう。
私も黄リー教を先に読んでいたので青リー教の内容がすんなりと理解できましたが、いきなり青リー教から読んでいたたら少し戸惑っていたかもしれません。
薬袋先生の本には独特の用語(裸の準動詞、着物を着ている準動詞等)があります。
そうした用語が何を意味しているかが分からないと内容が分かりづらく感じてしまう可能性がある点に注意が必要ですね。
薬袋先生の本は、読者が疑問を持たないようになぜその読み方しかできないのかについてかなり詳しい説明があるので、その説明を読むのが少し大変ですが、頑張って説明を読みましょう。
私は引き続き薬袋先生の本を読んでいきます。
次に読むのはこの2冊です。
薬袋先生は最近新刊を出されていて、これらの本も読みたいですね。
御意見、感想、大歓迎です。