英語コーチ、英日翻訳者の門田直樹です。
ヤフーニュースにこんな記事がありました。
実際に進学している人の割合も70%以上が首都圏出身だと早稲田大学関係者から聞きました。
慶応義塾大学も似たようなものだと思います。
大学側も地方から学生に来て欲しいと思っているようで、指定校推薦や総合型入試の方式を増やす等しているようですが、正直あまり効果が出てないように感じます。
地方から早慶に合格しにくいのは、情報、塾、予備校の格差も大きいんですよね。
地方にいると早慶の入試の情報は自分から求めないとなかなか入ってきません。
又早慶の入試対策をしてくれる塾、予備校はほぼありません。
ですから生徒、保護者は自分で情報を集め、入試対策をしないといけないので大変です。
地方から早慶に行こうと思うと経済面でもかなり負担が大きいです。
現在は早稲田大学、慶応義塾大学共多くの奨学金制度があるので、文系学部であれば学費の約半分は奨学金で賄えます。
慶応義塾大学のことはあまりよく知りませんが、早稲田大学の場合「めざせ都の西北奨学金」は、去年申請した人は全員支給されたと大学の方から聞きました。
60万円支給されれば学費の半分はカバーできますね。
奨学金を有効に利用することも考えてみて下さい。
後住居費を浮かせるのであれば寮の利用をお勧めします。
定員が限られているので、全員が入れるわけではありませんが、早稲田大学、慶応義塾大学共寮はいくつかあります。
大学も首都圏出身の比率が高くなりすぎると人材の多様性がなくなります。
私が学生の頃(35年前)は地方出身者は4割ぐらいいて、面白い人も多くいました。(首都圏出身の人が面白くないという意味ではありません。)
地方から早稲田大学、慶応義塾大学に行く学生が少しでも増えることを願っています。
御意見、感想、大歓迎です。