英語コーチ、英日翻訳者の門田直樹です。
河野玄斗さんのこの英語の授業についてこんなツイートがありました。
河野玄斗の英語の授業見てたら、英語が嫌いになる理由分かったわ
— Shinonn (@shironshiro0) September 13, 2024
能動態がどうちゃらとか第何文型とか言われたら死ぬほどつまらないし、暗記にはしって苦手になりそう pic.twitter.com/4PLOSHBpCB
最近の学習指導要領では英語の授業でなるべく文法用語を使わない方が良いということになっているようです。
私自身は、文法用語は使っても良いと思いますが、きちんと理解できるように説明しなければいけないと考えています。
後は指導する対象によっても文法用語を使うかどうかを考えます。
英語が嫌いで文法用語にアレルギー反応が出そうな生徒には文法用語をあまり使わないような説明をします。
でも英語が得意な生徒であれば逆に文法用語を使って説明した方が理解が進むことも多いですね。
文法用語を使わない説明が万人に向いているわけではないので、教える側は指導法はよく考えないといけません。
おそらく文法用語を使う授業が忌み嫌われる理由は、授業で文法用語を使って説明する時に、その用語が何を意味しているかきちんと説明しないからだと私は思っています。
文法用語を使って説明すればそれでOKということではありませんからね。
教える側は文法用語を使って説明する時は生徒がその用語を理解できているかどうか確認する必要があります。
河野玄斗さんの塾の生徒であれば、おそらくレベルが高い生徒が多いでしょうからあの授業で何も問題はないと私は思います。
しかも河野さんの授業で使われている用語も、すごく基本的なものばかりだと思うのですが、それでもあのようなツイートがされるということは、文法用語アレルギーの人が多いんですね。
連鎖関係代名詞とかネクサスぐらいならまだ分かるのですが…
以前もブログに書きましたが文法用語が苦手な人には意味順英語学習法がお勧めです。
他にもレベル別にたくさんの書籍がありますので参考にして下さい。
御意見、感想、大歓迎です。