英語コーチ、英日翻訳者の門田直樹です。
仕事柄大学入試の問題はよく見ていますが、早稲田大学の英語の問題の難易度はここ数年かなり高くなっています。
早稲商の昨年度の受験者英語平均点は80点満点でたったの27点(33%)だった。昨年は2,600語で難度も例年並みだったのに、それでもたった27点だった。今年は3,400語に激増し、全体の難度が爆上がりしたので、受験者平均点はまさかの10点代もあり得るかもしれない。大学の公表が待ち遠しい
— 佐山竹彦 (@sayamatakehiko) March 20, 2024
去年の問題は私もそこまで難しいと思いませんでしたが、それでも受験生平均点は27点(33%)とは。
上にも書かれていますが、今年は問題量も難易度もかなり上がっているので平均点が10点代になることもありえますね。
早稲田大学の問題を見ていて、どの学部も問題量が少し多すぎる気がします。
設問形式を変えて問題量を減らして欲しい。
問題量が多いと安易な速読に走る受験生が増えるから困るんですよね。
後はスキャニングとかスキミングのようなテクニックに頼ったりする受験生も増えますし…
早稲田大学の商学部は数学の問題が難しいことでも有名です。
2023年度の受験生平均点は60点中7点です。(笑)
もはや何をしたいのかよく分かりません。
私が受験した時はそんなに難しくなかったはずですが…
私の今年担当していた生徒(早稲田大学教育学部に進学)はまずまず数学が得意(良い時は偏差値70くらい)なのですが、商学部の数学を解いたら3問しか出来なかったと言って嘆いていました。
予備校の先生も高校生ではまず時間内に解くことは難しいとおっしゃっています。
問題が難しすぎると受験生の学力を的確に測ることが出来ませんので、もう少し考えて欲しいと思います。
御意見、感想、大歓迎です。