英語コーチ、英日翻訳者の門田直樹です。
英語の学習法にも色々な方法がありますが、音読は多くの人が実践している学習法だと思います。
音読という学習法をメジャーにしたのは同時通訳の神様と言われた故國弘正雄先生です。
何をかくそう私も英語の話しかたを読んで、音読を熱心にした1人です。
実際に音読をやってみましたが、効果は間違いなくありました。
國弘正雄先生は音読のことを只管朗読とおっしゃっていましたね。
只管朗読という言葉は道元禅師の只管打座(ただひたすら座禅をする)から取られたと書かれていました。
只管朗読はただひたすら声に出して読む(音読する)ことであることは間違いありません。
ただ前提として意味がきちんと分かっている英文を読むということを忘れてしまっている人が多いように感じます。
以前学習相談で、音読をずっとしているけど効果が感じられないという方がいらっしゃいましたが、よく聞いてみると読んでいる英文の意味が分からないとのこと。
意味が分からない英文を何度音読してもあまり効果は望めません。
多分只管朗読という言葉の意味を誤解して、(よく分からない英文でも)ただひたすら音読すれば良いと思ってしまったのでしょうね。
音読に限りませんが、どんなに効果がある学習法もやり方を間違えてしまうと効果はありません。
英語学習に限りませんが、何かを学ぶ時は正しいやり方で学習するようにしましょう。
御意見、感想、大歓迎です。
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