英語コーチ、英日翻訳者の門田直樹です。
英語の(砕けた)口語表現やスラングを学校では教えてくれなかったと恨み言を言う方が時々いらっしゃいます。
気持ちは分からないでもないですが、私は学校では(砕けた)口語表現やスラングは教える必要はないと考えています。
英語の口語表現は使えれば確かに格好いいのですが、そうした表現はそもそもネイティブにしか通じません。
ネイティブ同士でもアメリカ人がよく使う口語表現はイギリス人に通じないということも頻繫にあります。
英語を話す人は非ネイティブの人の方が多いのですから、あえて学校で教える必要はないでしょう。
スラングも同様ですね。
スラングも砕け具合が色々なので、全てのスラングが使ってはいけないわけではないですが、使うとよろしくないスラングは結構あります。
海外経験が長い人はその辺りの線引きがある程度できるので大丈夫だと思いますが、私のように海外経験がない人がスラングを多用するのはあまり良くないですね。
スラングを使っても相手から良い印象を持たれることはあまりありませんが、使うと悪い印象を持たれるリスクはかなりあるのではないかというのが私の個人的な考えです。(〇uckingなんかそうですよね。
)
まあぶっちゃけ口語表現やスラングは、ネイティブの会話によく入って入れば、その内分かるようになりますから、そんなに心配しなくても大丈夫です。
「○○のような表現はネイティブは使わない」とかお節介なことを言ってくる人もいますが、私達はネイティブではないのだから気にする必要はありません。![]()
ただ口語表現やスラングは面白い表現が多いですし、文化的な背景を知ることが出来るので私も色々勉強はしていますが、使う場面は良く考えます。
口語表現やスラングは知りたい人は自分で学ぶのが良いと私は考えています。
でも使う場面は気を付けた方が良いですね。
御意見、感想、大歓迎です。
詳しくはこちらご覧下さい。
