英語コーチ、英日翻訳者の門田直樹です。
少し前のヤフーニュースにこのような記事がありました。
私が大学入試を受けたのが30数年前ですが、その時と比較すると、入試問題は劇的に難しくなっています。
まず問題量が大幅に増えました。
慶応義塾大学の総合政策学部のように3,000語を超える文章を出す大学もありますし、早稲田大学の社会学部はThe EconomistやNew York Timesの記事をほとんどそのままの形で出題しています。
東大の英語の問題も量が多く、あの問題を時間内に解き切るのが至難の業です。
ただ受験生の学力はトータルで見ると落ちているように感じます。
上位層の学力は間違いなく、30年前より上ですが、中上位層が薄くなって、中下位層が増えているという印象。
学力格差はここ30年でさらに広がっているように感じますね。
大学の入試改革も一貫した方針がなく、外部の声に押されて場当たり的な改革に終始しているように見受けられます。
お役所は基本的に変わりませんので、今後も教育改革には全く期待していません。![]()
1個人として出来ることを精一杯やっていきます。![]()
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