英語コーチ、英日翻訳者の門田直樹です。
私は外国人の友人と話す時は、英語で話すことがほとんどですが、時々英語と日本語両方で話すことがあります。
2か国語で話すのは本当に疲れます。
英語だけで話す方がはるかに楽!!
カナダ人の友人とは相手は私に日本語で話し、私は英語で話すのですが、時々会話がかみ合わなくて困ります。
以前友人が、「とうきをどうしようか迷っているんだ」と日本語で言ってきたのですが、とうきが登記か投機かよく分かならかったんですね。
結局英語で、You mean registration or speculation?と聞いて、やっと言いたいことが分かったことがあります。
最初から英語で言ってくれ!!
英語と日本語を同時にやり取りするのは脳にすごく負荷がかかります。
脳の疲労が半端ない!!
同時通訳が20分までしか連続でできないというのも納得です。
同時通訳者のパイオニアの故西山千氏は、2時間の同時通訳はサラリーマンの1日の労働に匹敵するとおっしゃいましたが、まさにその通りだと思います。
2時間の同時通訳の後はまともに階段が歩けない程疲労されていたと聞きました。
西山千氏と松本道弘氏はかつてアメリカ大使館で通訳をされていましたが、西山千氏は胃が松本道弘氏は腸が悪かったそうです。
医者に行って、職業を言うと、職業病ですねと言われたとのこと。![]()
同時通訳者は正に身を削って仕事をされているんですね。
私はお二人の英語力には遠く及びませんので、しっかりと精進していきます。
2か国語で話しても疲れないようになりたいですね。![]()
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