英語コーチ、英日翻訳者の門田直樹です。
自動翻訳機やAIの発達で通訳、翻訳の仕事はなくなる(少なくなる)と言われています。
私は通訳、翻訳という仕事がなくなるとは思いませんが、自動翻訳機やAIの影響を受けるのは間違いないと思います。
翻訳の仕事でも最近では自動翻訳された翻訳の校正という仕事があるそうです。
でもやっている人の話しを聞くと、一から翻訳した方が早いとのこと。
翻訳レートも低いらいです。
自動翻訳の精度が上がっているのは確かですが、結構肝心なところでとんでもないミスするんですよね。
これは結構やっかいなことです。
通訳、翻訳の仕事の面白さは答えが1つではないことです。
私もYOUTUBEで色々な人の通訳を見たことがありますが、通訳者によって通訳の仕方に個性がかなりあります。
どれが良いというのは一概には言えないんですよね。
好みもありますし…
翻訳者の越前敏弥さんが、自動翻訳が小説を完全に翻訳できるようになったら翻訳の仕事はなくなるとおっしゃっていましたが同感です。
多分私が生きている内は自動翻訳が小説を翻訳できるようにはならないでしょう。
日本語の通訳も完璧にAIでできるようにはならないと考えています。
良く言われることが、日本語はハイコンテクスト(文脈依存する)な言語なので、機械による完璧な通訳は不可能ではないでしょうか?
仮にAIで通訳できるとしても、私は自分の感じたことや気持ちは自分の言葉で伝えたい人です。
AIは個人の細やかなま気持ちまでは汲み取ってくれませんからね…
これからの時代は外国語は学ばなくてもよいという声もありますが、コミュニケーションのツール以外にも外国語を学ぶことに意味はあると思いますので、私は外国語学習をこれからも継続していきます。
御意見、感想、大歓迎です。