英語コーチ、英日翻訳者の門田直樹です。
英語の試験で時間が足らないというのは多くの人が感じていることかもしれません。
最近の英語の試験は時間に対して問題量が多いですね。
共通テスト、TOEICは時間内に全問を解くのは大変です。
私は英語力が上がってくれば結果的に速読できるようになるものだと考えていす。
意識して速く読もうとしてもあまり効果はないとというのが今までの指導経験から感じています。
よくWPM(word per minute 1分間に読める語数)を測るトレーニングをしていますが、WPMが上がっても内容が把握できていなければ何の意味もないですよね。
結局又読まなければいけませんから…
読むのが遅い原因は様々です。
①語彙力(単語、熟語)不足
②英語の構造が取れない
③英文の背景知識不足
④英文の展開の予測ができない
③、④は付随的な原因で主な原因は①、②であることが多いです。
③の背景知識は多い方がもちろん有利ですが、きちんと英文が読めれば何とかなります。
④については1度読んだ文章を何度も音読したり、音声を何回も聴いていると段々できるようになってきます。
読むのが遅い人は意味が完全に分かっている英文を何度も音読したり、音声を聴いてみて下さい。
意味が分かっていない英文を音読したり、リスニングしてもほとんど意味はありませんので注意して下さいね。
即効性はありませんが、継続すれば間違いなくよむスピードは速くなります。
リスニング力が上がると必然的に読むスピードも上がります。
英文を読む時に返り読みをしてしまう人はリスニングをしっかりやって下さい。
英文を前から理解しないとリスニングはできませんから…
英文を速く読むためには地道に英語力を上げるしかありません。
頑張りましょう。
御意見、感想、大歓迎です。
