英語コーチ、英日翻訳者の門田直樹です。
語学学習に限らず学習において反復練習は避けて通れません。
繰り返してやることが大切だということはほとんどの方が耳にタコができるぐらい聞かれたことがあるのではないでしょうか?
でもただ知識として知っているだけで実践しないのでは何の意味もありません。
反復練習は常に単調さとの戦いです。
反復練習が楽しいと思える人はほとんどいないと思います。
でも何かを身につけるためには反復練習するしかありません。(天才的に記憶力が良い人は除きます)
私は英語学習で最初に反復練習したのは音読でした。
國弘正雄先生の「英語のはなしかた」に触発され、1つの教材を100回以上音読しました。
國弘正雄先生が言われる活用自在の域に達するには、同じことを何度も反復練習するしかありません。
文法を意識することなく、スムーズに英語を話したいのなら同じ教材を何度も反復練習することが絶対に必要です。(音読でなくてもかまいません)
同じことを反復していると必ず飽きがきて、やめたくなります。(笑)
でも単調さに負けてそこで止めてしまえば、成長は望めません。
単調さを乗り越えて反復練習した先に大きな進歩が待っています。
同じことを反復練習できる人は元々忍耐強いのではなく、反復練習の単調さに耐えた先に大きな進歩、成長があることが分かっているからできるのです。
繰り返しになりますが、反復練習が良いということを頭で分かっているだけでは何の意味もありません。
実践して初めて意味があるのです。
現在は英語のハノンを繰り返し練習していますが、とても楽しいです。(今は中級と上級を練習中。初級は14周して一時休止中)
ハノンは繰り返し練習することが音読程単調ではないので、トレーニングがそこまで苦になりません。
ハノンを繰り返した先にどんな世界が待っているのかを楽しみにしながら、今後もトレーニングを続けていきます。![]()
御意見、感想、大歓迎です。
