英語コーチ、英日翻訳者の門田直樹です。
英語の達人と呼ばれる人の話している英語を聴いていると学習法の違いがよく分かります。
ぱられり@英検初段コーチ@eigoganbaru2この前のcasで話したけど、往年の英語達人では、KM氏の英語は格調が高い書き言葉調の英語なので、語彙力が低いノンネイティブには伝わりにくい。MM氏の英語は慣用表現や句動詞を多用したいわゆる「斬れる英語」で、これも教科書で勉強したノ… https://t.co/ro1215bWMp
2022年09月14日 19:28
ちなみに上記のツイートのKM氏は國弘正雄氏、MM氏は松本道弘氏、KT氏は小松達也氏、MM氏は村松増美氏だと思われます。
皆さん、黎明期の同時通訳のレジェンドですね。
國弘正雄先生はスピーキングでも難易度の高い単語を駆使して話されます。
「口幅ったいですが」をI cannot immodestly say thatとは、なかなか言えないですね。
一方松本道弘先生の英語はネイティブが使うイディオムや慣用表現を多用するいわゆる「斬れる英語」です。
松本先生は映画をたくさん見ることでスピーキング力を磨かれているので、そのことも関係しているのでしょう。
スピーキングにはその人の学習スタイルが表れているので、比較してみると面白いです。
私自身はスピーキングで結構ビッグワードを多用する傾向があるので、松本先生のようにもっと斬れる英語を使えるようになりたいなと思っています。
私はネイティブより非ネイティブの英語の達人の英語の方が多くの日本人の参考になると考えています。
ネイティブの英語を目指すのはなかな難しいですからね・・・
私自身も先人の英語の達人の方々に1歩でも近づけるように精進していきます。
御意見、感想、大歓迎です。