英語コーチ、英日翻訳者の門田直樹です。

 

 

先日松本道弘先生にお会いした時に國弘正雄先生のことを色々お聞きしました。

 

今日はその時にお聞きしたことについて書きます。

 

 

①最新日米口語辞典出版の経緯

 

松本道弘先生の著書で一番有名なのはおそらく最新日米口語辞典出版でしょう。

 

 

 

 

 

この本が出版される契機を作られたのは國弘正雄先生だと松本道弘先生はおっしゃっていました。

 

 

当時まだ松本先生はまだ著者としてはあまり名が知られていなかったので、國弘先生が松本先生の「giveとgetで英語は通じる」の本を持って朝日出版社に話しをされたのが契機になって最新日米口語辞典が出版されたそうです。

 

 

今大ベストセラーになっている最新日米口語辞典の出版に國弘先生が関わっていたと知って驚きました。

 

 

②國弘先生の逐語通訳

 

國弘先生と言えば「同時通訳の神様」として有名ですが、実は逐語通訳もすごくお上手だったと言われています。

 

 

松本先生も、「國弘さんが○○さんの逐語通訳をしたのを聞いたことがあるんだ。

○○さんは13分話したんだけど、國弘さんの逐語通訳もちょうど13分で終わったんだよ。本当に見事だったなぁ」とおっしゃっていました。

 

 

國弘先生は逐語通訳中に辞書を引きながら通訳されたという話を聞いたことがあります。びっくり

 

本当に凄いですね。

 

 

③國弘先生とのディベート

 

 

國広正雄先生の「英語の話しかた」が有名になって、只管朗読という言葉が一気に有名になりました。

 

 

 

 

一方松本先生は速読の大切さを主張されていました。

 

 

 

 

 

当時は只管朗読VS速読という構図があったようです。

 

 

当時とある出版社が「只管朗読か速読か」というお題でお二人のディベートをしようという企画を立てたのですが、結局実現することなく終わったそうです。

 

 

松本先生はこの時のことを思い出して、「國弘さんと只管朗読か速読かについてディベートをしたかったなぁ」とおっしゃっていました。

 

 

「どっちが勝つか負けるかなんてことはどうでも良いんだ。ただ知的なバトルをしたかったんだ」とおっしゃっていました。

 

 

私も松本先生と國弘先生のディベートは聞いてみたかったです。

 

2人の英語の達人によるディベートなんて本当に心躍りますよね。

 

 

 

松本先生は國弘先生がお亡くなりになる前に病院にお見舞いに行かれたそうです。

 

 

色々お話しを伺っていて松本先生と國弘先生の間にはお互い敬愛の気持ちがあったのだと感じました。

 

まさに1流は1流を知るといったところでしょうか?

 

 

國弘先生が松本先生を朝日出版社に紹介されたり、NHK上級英会話の講師に推薦されたのはそれだけ松本先生のことを認めていらっしゃったからだと思います。

 

 

松本先生の著書の中にも國弘先生の話しがよく出てきます。

 

 

その中で一番印象に残っているのは、「現在のような恵まれた学習環境では國弘正雄のような天才は2度と出てこない」という言葉です。

 

 

今みたいに英語を学ぶ教材や環境に恵まれていたら、國弘先生みたいに中学校の英語の教科書を500回以上只管朗読なんてしませんよね。

 

 

現在松本道弘先生は松本道弘オンラインアカデミアをされています。

 

 

 

 

 

 

松本道弘先生から英語を学ぶことが出来るオンラインコミュニティです。

 

 

松本先生から英語を学ぶことが出来る場はなかなかありませんから、貴重な場ですね。

 

 

余談ですが、私と松本先生の対談音声はこのオンラインアカデミアの会員サイトで聞くことができるそうです。(笑)

 

 

 

御意見、感想、大歓迎です。

 

 

 

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