英語コーチ、英日翻訳者の門田直樹です。
英語講師の森鉄先生が日本人にとって英語が難しすぎる理由について動画で語っていらっしゃいます。
森鉄先もおっしゃっていますが、英語と日本語の言語間の距離は非常に遠いです。
全く別物といってよいくらい・・・
ヨーロッパの言語は言語が違っても言語間の距離は近いものが多いです。(言語系統が同じものに限られますが・・・)
だからヨーロッパには多言語話者(polyglot)が多いんです。
日本人が多言語をマスターするのとは難易度が全く違います。
英語をかなりのレベルまでやって、フランス語、ドイツ語等のヨーロッパの言語を学ぶと英語と類似点が多いことに気付くので多少は学習が楽になるかもしれません。
私もフランス語やスペイン語の学習をしている時に感じたのは日本語のテキストで学ぶより、英語で書かれたテキストで学んだ方が簡単に感じることがあります。
多分言語の構造が同じだからそう感じるのでしょう。
単語を置き換えれば大体分かりますからね・・・![]()
国際言語学者の溝江達英先生はヨーロッパの言語の基本構造はSVOだから、英語を学ぶ時もSVOで文を組み立てるようにしていれば、フランス語、ドイツ語、スペイン語等の言語をやっても比較的早く出来るようになるとおっしゃっていましたね。
日本人が英語を学ぶのは難しいので、マスターするのに時間がかかるのは仕方がありません。
焦らず弛まず学習を継続するようにしていきましょう。
御意見、感想、大歓迎です。
