英語コーチ、英日翻訳者の門田直樹です。
先日中学1年と2年の英語の教科書を見てみました。
中一の教科書はprogram1にいきなりwant toという不定詞が登場していて驚きました。![]()
しかも不定詞に関する言及はなし。
まあ小学校の教科書にも出ていますし、このまま覚えろということでしょうね。
新しい教科書では教科書によって習う項目は違いますが、中一で未来形や助動詞も出てきます。
中二の教科書も前半で不定詞、動名詞、比較といった生徒が苦手とする文法項目を習います。
文法の説明はあることはありますが、サラッと説明して例文がいくつか出ているだけなので、教科書だけの勉強では文法を理解することは難しいでしょうね。![]()
実際に中学の英語の教科書を見てみて、思った以上に大変だなと感じました。
誤解のないように言っておきますが、教科書の内容自体は良いです。
ただ学習時間数と習う項目を考えるとかなり大変だなという印章。
教科書の内容をきちんとマスター出来ればかなりの英語力がつくと思いますが、果たしてどれくらいの中学生がついていけるのかを考えると心配です。![]()
中学生のお子さんをお持ちの保護者の方は英語がちゃんと分かっているかお子さんに聞いてあげて下さいね。
御意見、感想、大歓迎です。
