英語コーチ、英日翻訳者の門田直樹です。
春になると毎年英語をやり直したいという人が増えます。
英語をやり直したいという人におすすめの本がこちらです。
私が読んだのは上の本ですが、下の本の方が初心者向けです。
英語を学ぶ上で文法が重要だとよく言われます。
ただ英文法を一通り学んでも、それを英語を書いたり話す時にどう使えば分からないと悩んでいる人は多いですね。
「意味順」英語学習法は、英語の語順に注目し、そこから英語の全体像にアプローチするという方法をとっています。

この本での意味順は
だれが、する(です)、だれ・なに、どこ、いつどのように(して)も、なぜ分けています。
これらを意味順ボックスと読んで、それぞれのボックスの中味を文法項目毎に整理している点が他書と大きく異なります。
だれがに入るのは、代名詞、名詞、冠詞、
する(です)に入るのは、受動態、助動詞、仮定法、進行形・完了形、時制、動詞(文型)
だれ・なにに入るのは、関係代名詞、分詞、動名詞、不定詞、形容詞
どこに入るのは、関係副詞、前置詞、副詞(場所)、
いつに入るのは、関係副詞、前置詞、副詞(時)、
どのように(して)に入るのは、前置詞、関係副詞、副詞(方法)、
なぜに入るのは、不定詞、接続詞、関係副詞、副詞(原因、理由)
という感じです。
先に英文の語順の全体像をつかみ、その後個別の文法項目を学んでいった方が多くの学習者にとって分かりやすいですね。
ただ注意しないといけないのは個別の文法項目については詳しい説明はありませんので、別の書籍で学ぶ必要があるという点です。
この本は全くの初心者というよりは、ある程度英語の基礎は学んだけど、学んだことをどのように活かせば良いか分からないという人向けです。
出来れば中学英語と高校英語の仮定法を理解してから読んだ方が良いですね。
特にスピーキングに悩んでいる人は手にとってみて下さい。
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