英語プロコーチの門田直樹です。
台風10号の影響で私の地方の学校は今日は軒並み休校です。
九州地方では台風10号によって甚大な被害が出ていますね。
被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。
英語のリーディングの相談で、どうやったら速読出来るようになるのかと質問をよく頂きます。
以前もブログに書きましたが、本当の意味での速読は700WPMから1200WPM(1分間に700語から1200語読む)のスピードで読むことです。
英語の試験でこのスピードで読まないと解けない試験はまずありません。
量が多いと言われているTOEICのリーディングもTOEIC講師の方によれば150WPMから180WPMのスピードで読めれば時間内に全問解けると言われています。
大学受験でも超長文と言われる慶応義塾大学のSFC(総合対策、環境情報)の試験では3,000語を120分で解きます。
仮に100WPMのスピードで2回読んでも解答時間は60分取ることが出来ます。(慶応義塾大学を受験する学生であれば確実にもっと速いスピードで読めます)
英語の試験で要求される読解スピードはそれ程速いわけではありません。
英語の試験で時間が足らないのは速読できないからではなくて、何度も英文を読み直していることが原因のことが多いです。
私はきちんと精読をしつつたくさんの英文を読んでいけば、結果的に速読は出来るようになると考えています。
精読の作業をきちんと積み重ねていけば結果的に読むスピードは速くなります。
駿台予備校の英語科の故高橋義昭先生は、「ゆっくり読んで分かる英文を速く読むことは出来るが、ゆっくり読んで分からない英文を速く読んで理解することは出来ない」とおっしゃってしましたが、まさにその通りです。
まずは英文の意味を正確に理解することが重要です。
そしてその後はその英文を音読するようにして下さい。
その際音読するスピードを少しずつ速くしてみて下さい。
自分が音読して理解できるスピードは自分が読んで理解出来るスピードとほぼ同じですから・・・
正確に英文の意味が取れるようになった後は、後は英語の処理速度を上げるようにしましょう。
あと速読に効果があるのは実はリスニングです。
このことについては又別記事で書きますね。
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