皆様の応援が更新の励みになります。
応援クリックよろしくお願いします。
↓ ↓ ↓
ゆとり教育によって学力低下が
叫ばれて久しいですが、
その実態を知って
私もかなり驚きました。
上記の本の著者の新井さんは
「AIが神になる」
「シンギュラリティが到来する」
という話しを否定されています。
「AIは計算や暗記は得意だが、
文章の意味を理解するのは
苦手で、創造的な仕事は
できない」とおっしゃっています。
AIはしょせん計算機で
計算しかできないとのこと。
では「AIに仕事を取られて失業する」
という話しは嘘かと言うと、
人間の仕事の大半がAIに
代替される時代はすぐそこに
来ているとおっしゃっています。
なぜなら今の日本人の能力は
AIに取って変わられるくらい
落ちているからだそうです。
「幕府は、1639年、ポルトガル人を
追放し、大名には沿岸の警備を
命じた。」
右記の文が表す内容と
以下の文が表す内容は同じか。
「同じである」、「異なる」
のうちから選びなさい。
「1639年、ポルトガル人は追放され、
幕府は大名から沿岸の警備を命じられた。」
この問題の答えは言うまでもなく
「異なる」ですが、何と中学生の
正答率は57%だそうです。
新井さんは、読解力がここまで
落ちた理由を
「知らない単語があるとそれを
飛ばして読む」という語彙不足と
読みの偏りがあるからだと
分析されています。
中学校の教師に聞くと
現在の中学生は、
こんな漢字でさえ
誤読するそうです。
首相⇒しゅそう、東西⇒とうせい、
設立⇒せいりつ、大手⇒だいりつ
残業⇒のこりしぎょう
物理⇒もり、文部⇒ぶんぶ
ほとんどヘキサゴンの世界です。
このような学生は当然教科書を
読むことも出来ませんから、
予習復習もできませんので、
勉強のやり方が分からないまま
社会に出ることになります。
企業の人事の人も
「安全マニュアルや仕様書が
読めない、ビジネス文書が
書けない社員が増えて困っている」
とおっしゃっています。
新井さんは、「基礎的読解力は人生
を左右する」とおっしゃっています。
まさにその通りだと思います。
でも教育現場ではアクティブ・ラーニング
や英語教育をどうするかといった
ことばかりが議論されています。
今の教育現場の現状をきちんと
認識した上で、教育方針を
決めて頂きたいと思います。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
応援クリックよろしくお願いします。
↓ ↓ ↓
御意見、感想もお待ちしています。
通話法:スカイプ(インストール、利用は無料です)
時間:20分~30分
料金:無料
ご希望の方はこちらのお問い合わせフォーム からお申込みをお願いします。
↓
こちらから折り返しご連絡を差し上げます。