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受験英語(学校英語)と聞くと、英語業界では悪の権化

みたいに言われます。









文法ばかりやっているから話せないとか、

日常会話で使わない英語ばかり教えるとか・・・









話が長くなるので上の意見に対する反論は

避けますが、私は受験で習った英語が

今本当に役立っていると感じています。






最近この本

英文読解講座 [新装復刊]



を読み直していたのですが、

予備校時代高橋善昭先生に教えていただけて

本当に良かったなと改めて感じました。




この本の序文に

「世間には多読、速読をすれば英文を読めるように

なるという主張がまかりとおっているが、

これは逆立ちした議論で、歩行もできない幼児に

ランニングやマラソンをすれば歩けるようになると

言っているに等しい。多読、速読は英文の読み方の

基本を身に付けた者のみが挑戦しうる方法なのである。

形にこだわって読む段階を経ると、形を超えて読むことが

可能となる。さらには形を忘れて読むことが可能となろう。

後者の段階では豊かな教養、知性、思考力が

必要となろうが、これは読解力を支えるものであって、

読解力を支えるものではない」


とあります。









私もまったく同感です。













高橋先生の形に関する話は、武道でいうところの、

「守、破、離」の話に通じるものがあります。













速読、多読についても、きちんと英文を読めない

人がやっても、ただ間違って早く読むことになるか、

間違って多く読むことになり、たいした成果を

もたらすことはまずないでしょう。













実際7年前に私が英語を本格的に勉強し直した

時も、予備校時代に英文の正しい読み方を

習っていたからこそ、英検1級の英文を

読むのもそれほど苦労せずに済んだし、

N.Y TimesやTIMEでも英文の意味が分からない

ということはまずありません。










英文を読む力は実はリーディングだけでなく、

リスニング、ライティングとも相関関係が

ありますので、侮れません。












今の私の英語力のベースを作ってくれたのは

大学受験の時に学んだ英語です。













ですから昔受験英語をされた方は

英語力のベースはありますので、それを

うまく活用して、各人が必要とする英語力を

身に付けていきましょう。















最後までお読みいただきありがとうございます。

何かの参考になれば幸いです。

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