What I Wish I Knew When I Was 20: A Crash Course on Making Your Place in the World

日本語版はこちら
   ↓

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義



こちらを昨日読み終わりました。

洋書にしてはページ数も200ページ弱と
少なく、比較的易しい英語で書かれている
ので、読みやすかったです。

(もし最初から英語版を読むのが難し
ければ、日本語版を先に読むことを
お奨めします。)

本の最初は、もし手元に5ドルあって
2時間で最大限に増やせと言われたら
どうしますかというくだりで始まります。


筆者が主張しているのは
快適な場所から離れ、失敗
することを恐れず、不可能なこと
などないと思って、あらゆる
機会を利用すれば不可能な
ことはないということです。

よく様々な本に失敗を恐れるな
ということが書いてありますが、
筆者はアメリカの大成功した
事業家の大半は一度は破産状態を
経験しており、その失敗から学んで
大成功をおさめていると
書いています。

そして失敗から何を学んだかを
書いておくことが重要だと
筆者は主張します。


私が一番印象に残ったのは
不確実性こそが、革新をもたらし、
私たちを前進させる原動力だという
言葉でした。


今の日本は先行き不透明で
皆不安に駆られてますが、
これは逆にチャンスなんだと
思えるようになりました。

1回読んだだけではすべてを
吸収できてませんので、
また時間をおいて読み直したい
と思います。

本当に優秀な人は難しいことを
易しく説明できるのだなという
ことを改めて感じました。

このような先生の授業が受けられる
スタンフォードの学生がうらやましい
です。

i Tunes Uで授業を検索
してみます。