イングリッシュ・モンスターの最強英語術
イングリッシュ・モンスターの
最強英語術を再度読み直しました。
英語学習本としては
きわめて正統的な本です。
英語の学習に近道はないと
自身が実践してきた
地道な学習の仕方が書かれています。
単語を覚えるのも1日いくつ
覚えようと決めてやるのでは
なく、忘れてもいいから
1日100個すつやって、
忘れたらまた覚えればいいと
書かれているところは
私も同様の学習法でやって
きたのでなるほどと思いました。
あと面白いなと思ったのが
発音の仕方。
英語の母音のアは英語では
5種類あるが、この発音の仕方を
図入りで例えをいれながら説明して
あるのは初心者の方にも分かりやすいです。
著者の菊池さんのことを7年も
引きこもりをしていれば英語が
できるのは当たり前だという
ことを言う人もいますが、まず
普通の人は仮に時間があっても
菊池さんと同等の努力ができる人は
ほとんどいないでしょう。
私は独学でここまでの英語力を
身に付けた菊池さんを心から
尊敬します。
この本での最大の学びは万人に
あてはまる最適な学習法はない、
最適な学習法は自分で試行錯誤して
見つけるものだということと、
英語を本当にものにするには
莫大な時間がかかるということです。
真剣に英語に取り組んでみようと
いう人には良い刺激になる本です。
何か特別なノウハウが書いて
あるのではないかと思って
買うと、お金の無駄遣いに
なるでしょう。