保護者の方から受ける相談でおそらく一番多いのが

どうやったら子供がやる気をだすかというものです。

大人が子供に向かって言ってはいけないのは

「やる気をだしなさい」だと思います。何を隠そう

この言葉をよく生徒に言っていたのは昔の私です。(爆)

少し前にもやる気をだせとはいってはいけないという本

がけっこう売れてましたね。


なぜやる気をだせと言ってはいけないかというとやる気という

のは人に言われて出すものではなく、自分の内面からでてくるもの

だからです。



私は家庭教師(教師)の役割は触媒みたいなものだと考えています。接する

ことで心の中に化学反応がおきてやる気が生まれてくる。学ぶことは

楽しいなと思えてくる。ここまでくれば学ぶことに前向きになります。


私はよく休憩時間には自分が経験したこと(良かったことも悪かったことも)や

今考えていることを率直に生徒に話しています。そしてそのことから

子供たちが何かを感じてくれるといいなと思っています。



最後に親御さんにはお子さんがやる気を出すきっかけ作りをして

あげて欲しいと思います。そのためにはお子さんが何に興味を持っているかよく

注意してみてあげてください。そして興味が持てそうな本を与えてみたり、

興味が持てそうな場所に連れて行ってあげるのもいいと思います。子供は

ほんのささいなきっかけで大きく変わります。親御さんはそのための支援者で

あって欲しいと私は考えています。