星野富弘の画と詩 | 一言一会 (IchigonIchie)

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これまで、じつにさまざまな言葉を聞き、読み、そして発してきました。

このまま、忘れられてしまうというのは、もったいないような 気がし、
思いつくまま、書きとめていきたいと思います。 2012.10.3

 

 

 

 

 

 

 

                       星野富弘の画と詩

 





  、というものがこのように素朴で、美しく、そこに描かれた花々の単純でありながら、しかし奥深く、生き生きとした生命力にあふれている。

そして言葉は、伴侶でもあるかのようにやさしく絵に寄り添い、しっかりと支えている。・・・それをわたくしは、星野冨弘から感じ、みるたびに深い感動を覚えるのです。

それは「書かれ」、「描かれた」ものというよりは、「むつぎだされた」ものとでもいうふうで、その確かな花の命・・・その豊饒さに心打たれわけです。

誰にでも書けそうなその絵も、その言葉も、瞬時に、付け焼刃のように即興で書けるものではなく、そのことをもまたしみじみと感じながら、われわれは深い感動へと誘われるのです。