貸して戻らない | 一言一会 (IchigonIchie)

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これまで、じつにさまざまな言葉を聞き、読み、そして発してきました。

このまま、忘れられてしまうというのは、もったいないような 気がし、
思いつくまま、書きとめていきたいと思います。 2012.10.3

 

                                  貸して戻らない

                    

 

 

 

    タクシは、本やDVDをよく人に貸しますが、戻ってこないことが多いのです。

 

もちろん、貸してくれと言われて貸すのですが、痛く感動して、この感動を他の人にもと思い、積極的に貸すことも少なくない。・・・そして、それが戻って来ないのですから、自業自得。・・・何て間抜けなと、我ながら呆れてしまいます。

 

この本は以前持っていた筈だが、どうしたのだろうかと、記憶を辿っても、思い出せない。・・・・
誰に貸したか、名前や月日など極力メモしておくのですが、気楽にひょいと貸して、そのままということが多いのです。

 

このことを友人に行ったら、本やDVDなど大切な物は、絶対に人に貸すべきではない。戻ってこないということを思い、その人に上げたつもりでこそ貸すべきだと言われてしまいました。

 

それはそうだと思いながら、しょうこりもなくまた貸してしまう、・・・そしてそれを、返してくれと催促するのが苦手というのですから、まったく始末に負えません。あの本は確かついこの間まであったはずと思いながら、今日も探しあぐねているのです。・・・


そして見つからぬまま、このブログを書いているというわけですが、それにしても今の若い人は、借りたものは一ヶ月以内には必ず返すというような気配りがまるでありませんね。「貰った」と思っているのではというような人が多くて、困ったものです。