新しいアイドルが生まれた。
暗闇に光り
手が赤い
体毛が緑
足がピンク
世界中に衝撃が走った。
日本に蛍火を放つアイドル現る
妖艶にポップを踊りながら
歌った
彼女達の名前はパヒューム
エムアールアイの放射線を5000倍に
上げ
蛍光蛍の繊維を培養した溶液に
浸りながら
放射線を浴びる
世界中で
光る人間は増殖した
身体が二メートルを超える
そして脂肪も燃焼する、
体の部位によっては放射線を抑える膜を塗り、
自在に
コントロール出来た。
世界中中流以上の人間は光る身体にした。
地球は夜、明るくなった。
遺伝子が変わり
意のままに増殖が出来るようになった
。
増殖培養液を
薬局で仕入れ
専用カプセルに
驚くほど優れた人間が増えた。
遺伝子操作で「緑色に光る猫」、エイズ治療に道=米研究
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1740591&media_id=52
世界中で物議が交わされた、
人類の遺伝子が変わってしまう。
日本の伝統歌舞伎
「染めてはならん」
『いや歌舞伎はお客様あっての召し物で御座います。』
「あれは本来の人間ではありますまい」
『美を追求するのは至極当然の姿ではあろうと思います』
様々な波も生まれ
人類が大きな変貌をしていった。
光る人間プロジェクト
輝かしい人間の誕生。
リスクは伴った。
何万人に1人、
ショック死した。
だが数千万の慰謝料で口を封じられた
絶滅に瀕していた人類の第二章でありまする。
最初は モルモットから実験がはじめられた。