ヒノキ科のネズコ(鼠子)は別名クロベ(黒檜)といい、針葉樹の常緑高木で、本州中部以北に自生する日本固有種とのこと。
新・日本名木百選であることを示す立札碑。表記には何故か「新」が省略されている。
「ネズコの大木」を撮影。現地の表示によると、高さ25m、根周り7.65m、推定樹齢600年とのこと。
近づいてよく見ると、樹木を支えるために針金で補強されていた。
現地の石碑表示によると、この「新・日本名木百選」は平成15年に読売新聞社と「国際花と緑の博覧会」で選定されたとのこと。その石碑には選ばれた他の地域の木々の名称も刻まれており、その中で自分が見たことがあるのは20年ほど前に訪れた、東京の奥多摩の「倉沢のヒノキ」のみであった。
倉沢のヒノキといえば、すぐ近くに「倉沢集落」があり、かつては廃墟マニア垂涎の地でもあったのだが、当時の自分はその知識がなくて、ヒノキまでは観に行ったのだが、集落までは行けず。今はたぶん、同じく奥多摩の峰集落同様、かつての住民の木造家屋は撤去されたものと思われる。
足元を見ると、もはや見慣れたフキノトウの他にも、黄色いフクジュソウの花が咲いていた。
ホテルに向かって歩く。さすがに疲れた。足が痛くなってきた。序盤は少しバスに乗ったけど、広い温泉郷の西端と東端を「行って来い」したわけだし。14時前にホテルに到着し、帰りのバスを待つ。
14:10、南越ヶ谷駅行きのバスが来て、14:25、出発。
帰りのバスはホテル湯西川から乗ったのは俺を含めて4組6人。その後、鬼怒川温泉等で乗って来た乗客を含めると、最終的に45席中16人であった。帰りのバスの車窓からもやはり、鬼怒川温泉の廃墟は侘しく感じられた。
バスの車窓から度々見かける「日光たまり漬け」の店。バスが走る同じ道沿いに複数の系列店(事後調べで4店)があったが、同時に道沿いには廃墟らしき土産物店や飲食店、パチ屋、ガソリンスタンドなどが多数見られた。観光客も減った鬼怒川辺りは、やはり廃れた状態にあるようだ。
途中、休憩で「名水の郷 おかき工房」に寄る。バスの運転手のアナウンスでは「買い物もできる」とのことだが、自分は興味ないので、トイレ休憩だけするつもりでいた。ところが…
館内に入ると、「ご自由にお試しください」と、試食いっぱい。約8種類。食べてみたところ…これが美味い! 特に塩バター風味の「和楽せん」が気に入った。
自分は、スーパーの押し売り試食は「予想ほど美味くないのに、安くもないし、食ったら買わなきゃいけないプレッシャー」があって嫌いなのだが、こういうのは有り難い。館内の動画展示によると、おかきとせんべいの違いは原材料がもち米とうるち米の違いらしい。
ただ…高い! アウトレット商品もあったようだが、それでも高い。多量入りのお得詰めではあるものの、米菓子に700円以上は払えん。いや、試食美味かったけど。作り立てだったし。
試食のお供に、ドリンクマシンでブラックコーヒーもなんと無料で飲み放題! ここでの試食の飲食を昼食替りとした。
俺はこの工房のことは知らなかった。バスの運転手にここで休憩と言われた時は、バスツアーにありがちな、いわゆる「マージン有りの買い物」だと思っていた。それは実際、そうだったのかもしれないが、この無料試食サービスは凄い。事後調べによると、ドリンクの種類や手焼き体験等、コロナ禍以降、今も休止が続いているサービスもあるようだが、それでこれは凄い。
バスの他の乗客にはおかきを買ってる人が結構いた様子だが、試食は食べても買うつもりがなかった俺はそのままバスへと戻る。その後の車内ではさすがに腹が減って来た。しかしながら、途中のトイレ休憩のサービスエリアでは売ってる飲食物はすべて高い! よって飲食せず。この物価高、もうしょうがないのはわかってはいるが。
18:30頃、バスは南越ヶ谷駅に到着。JR武蔵野線に乗り、北府中駅で下車。駅近くの「カロリーハウス」は混んでいて入れず、自宅まで徒歩1時間かけて戻り、近くのスーパーで半額惣菜を買い込んで自宅で夕食。空腹を埋め、温泉、茅葺家屋、廃墟を十分に堪能できた1泊2日の旅を終えた。
以上です。













































































































