こちらの続き。



まだまだ片付けの途中だったので

ハンガーにかかっていた

義父のスーツを全て取り出す。


大体20着弱魂が抜ける



全てオーダースーツ。

良い生地を使っているせいか


1着1着が

超重たい!


これを必死にクローゼットの外で

椅子に座って

ワタクシの動きを

ひたすら眺めている

義母と義姉の前に運び出し終えたら




次は手前にあった箪笥の中。


こちらは義父の下着類が入ってたわ。


しかも袋に入ったままの新品多数。



こちらもクローゼットが出すと

義姉がすかさず


あ!それは貰うわ。


と。



魂が抜ける魂が抜ける魂が抜ける魂が抜ける魂が抜ける




もちろんそれは構いませんよ。


構いませんが、、



コレがあったのは

一番手前の洋服箪笥の引き出し。



やっぱり

何にも

見ていなかったじゃん。


だからそーゆー事は

(欲しいモノ、、金目のモノの山分け?)

親娘でさささーっと

やっちゃえば良かったのに真顔



この後も

ひたすらクローゼットから

プラスチックケースに

押し込まれた服とかを持ち出しては


椅子に座っている義母と義姉の前に広げて



それは?



あ。数回使った下着みたいですよ。


うーん。どうしようかな。


とか


結構使い込んでボロボロです。


あ、いらないわ。


とか。




要ると言われたら

義姉か義母に手渡し、


保留と言われたら

着物コーナーに置く。



要らないと言われたら

義母にわからないように

捨てる方に入れる。


これも大変なのよ〜。

義母は「捨てる」のは嫌いなので

うに男が着るかもしれないからちょうだい。

と、毎回演技をいれてさ。



これを何回も何回も繰り返しましてね、、





わたしゃー

女中かなんかでしたっけ?



という疑問で

頭の中がいっぱいになって来た頃



義姉からなんとも

トンチンカンな提案を頂く事になるんです。



つづく。