二帖所は古材を置くだけの縁側です。
倒木と言うか伐採された建築建材です。

二帖所(にじょうじょ)

縁側入れたら二帖以上(にじょういじょう)

二条城(にじょうじょう)には程遠し

です。イヒハートブレイク

 

さて、縁側は勿論雨ざらしです。早く痛むだろうと置いてあるだけです。小屋も置いてるだけですが。

東の縁側は一本だけ松です。

濡れて柔らかくなった松脂には

直ぐにカビが生えるんですね。
古材として何十年も綺麗に生きていたのが環境で直ぐに微生物が活動し始めました。
松に虫が付きやすいのはこれですね。
あるいは木にカビが宿ると言う事を表わしているのかもしれません。

樹脂は湿度や温度の環境が整えば微生物の恰好の餌になるということです。
だから油抜きの必要性、高気密性の無い呼吸性、風通しの大切さが必要となるわけですね。

カビ、あるいは、カビが分解したものは害虫の餌です。

日本家屋の庇の長さの意味も分かります。

 

 

友達が建築現場の端材を持って来てくれました。ニコラブラブ

わずかですが緑色に着色された薬が使われている注入材(防蟻剤処理材)が入っていました。染めてあるのは危険防止のためです。

これを燃やせは猛毒が発生してこの煙を吸えば神経系がやられます。最近の火災の怖いところはここですね。
残念ながらこれは現在建築の常識です。
焚き火生活ではCLT材も集成材も使用禁止が良いでしょう。

お気をつけくださいませ。メラメラ

 

建築廃材は土に還るまで利用可能でないと環境に影響すると思うのです。

だから薬や電気をなるべく使わない暮らしが出来る伝統工法を見直すべきだと思うのです。