お疲れ様です。
5年(ユダジャ???)の長岡です。


高瀬はユダジャの響きを気に入ったようで、ユダジャに入れて欲しいと言ってきます。


先日、スポーツジムで陸トレをした後、利用時間終了ギリギリまでプールで泳ごうとしたところ、バイト中の髙桑と2人きりになりました。
今後も何度かこういうことがありそうです。



それでは本日のメニュー↓

A
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B
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C
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学外実習で参加が遅れたため、メニュー通りに練習できたのはMainのみになってしまいました。


前半の内容について書けない代わりに、トレーニング関連のことを雑談パートで書くのでご容赦ください。🙇‍♂️


Mainはターゲットタイムに応じてcycle、本数が若干変わりA、B、Cの3つから選択になっていました。

EN2~3の強度でのレストなしのメニューやFr自体が苦手なこともあり、目的通りにこなせなかったのが反省点です。
Frで距離が長くなってくると、胸椎伸展・骨盤前傾が顕著になって姿勢が崩れ、元々苦手なローリングが余計できなくなり、すぐ疲れてしまう感覚があります。

ノーブレのPullについては、姿勢を保ててそこそこ得意なので、その泳ぎをSwimにも活かしていきたいと思います。


S1のBrでは今回のような強度で泳ぎ続ける練習は中々できないので、Frのメニューを目的通りにこなせる程度にはFrの技術を改善したいところです。


---以下雑談パート---

①②はトレーニング関連の内容です。

(もし誤りがあったら指摘してください)


①前鋸筋

前鋸筋を意識するメニューがあったようですが、働きや重要性を理解できていない部員も少なくなさそうなので簡単に書いておきます。

画像の青く表示されている筋肉が前鋸筋です。
肩甲骨と肋骨に付着しています。

(解剖の画像はヒューマン・アナトミー・アトラスより引用)


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主な作用は肩甲骨の下制、外転、上方回旋になります。

下制↓
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外転↓
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上方回旋↓
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懸垂やラットプルダウンを行っている人はわかると思いますが、腕を引く際に「肩甲骨を下げ」て肩甲骨を安定させるようにように言われます。
これは主に肩甲骨を下制する動作を指すことになるので、前鋸筋が働くことになります。

水泳のプル動作においても同様に、肩甲骨を挙上(下制の逆)せずに行うことで、肩関節周囲に負担の少なく力を発揮しやすい動作が可能になります。
(挙上してより遠くの水をキャッチするという意見も聞きますが)

また、一見肩甲骨を挙上してると思っていた動作が実は上方回旋であるということもあると思います。

要するに、前鋸筋はその力で推進力を得るような筋肉ではありませんが、肩甲骨の安定性を高めてプル動作を行うのに重要な筋肉であると言えると思います。


②最近陸トレについて考えていること

新シーズンが始まってから、土曜日の練習前に全体での陸トレが導入されていますが、部員の皆さんは各自で行う場合も含めて陸トレの目的を意識して行っていますか?

まず前提として、水中練習前に陸トレを行う際、水中練習に向けたウォーミングアップなのか、水中練習で強化しにくい能力の強化を狙っているのかを意識する必要があると思います。

ウォーミングアップの場合はともかく、強化として行う目的であれば、それは別途時間を設けるのではなく水中練習前に行う必要があるのか考えたことはありますか?

「陸トレを行うこと」自体が目的となっている人もいる気がしたので、各自意識してみましょう。


特定の能力の強化として陸トレを行う目的について、自分がパッと思いつくのは以下の4つです。

⑴筋力強化・筋肥大
⑵柔軟性の改善
⑶動作の獲得・改善
⑷パワー発揮のトレーニング

⑴筋力強化・筋肥大 については、ウエイトトレーニングがわかりやすい例でしょう。
特に疑問を抱く人はいないと思うので省略します。


⑵可動域の改善 について、多くの人はストレッチを思い浮かべるかと思います。

しかし、ウエイトトレーニングにおいても柔軟性の向上が狙えます。
適切なフォームと可動域でのウエイトトレーニングは柔軟性を改善するようです。

(試しにPubMedで軽く調べてみたらそれらしきことを述べている論文がヒットしました↓)

 

 


泳ぎやスタートの技術を改善したいけれど、柔軟性が足りないと感じている人は、それを言い訳にせず陸トレでの改善を試みるのもいいかと思います。


⑶動作の獲得・改善 についてはイメージが難しいかもしれません。

例えば、スクワットやルーマニアンデッドリフトのようなトレーニングは、股関節屈曲の際のヒップヒンジ動作の獲得に繋がります。
ヒップヒンジ動作ができない人はスタート・ターン動作やBrのキックのフォームにエラー動作がある傾向にあると感じています。

また、水中動画を撮らないと動作の確認がしにくい水中練習に対して、陸トレでは鏡で容易に動作を確認しながらトレーニングを行うことができます。

また、水中と異なり安定した姿勢で動作の確認を行えるのもメリットです。

水中でのフォームは水中で獲得するという意見もあるかもしれませんが、そもそも、そのフォームに必要な動作を陸上で行えるのかどうかという点は重要だと思います。

自分自身は、Brのキックの動作に左右差を感じる際は、ストレッチで可動域の確認以外に、スクワットを行う時の左右差に気をつけています。

大抵キックの調子が悪い時期はスクワットにも違和感があるので、左右差を鏡で確認して、筋肉の使い方の左右差等の原因を探しつつ、動作を改善しています。


⑷パワー発揮のトレーニング については、メディシンボールを用いたトレーニングや、バーベルを用いたクリーン等が該当するかと思います。
これもイメージしやすいと思うので省略します。


ここまで陸トレのメリットを書いてきましたが、水泳を行う以上、一番重要なのは水中練習であるということも忘れてはいけないと思います。

自分自身、部活がなく自主練の際はほぼ陸トレに時間を使ってしまうこと、水中だけでウォーミングアップを行うのが苦手で、陸トレを十分にせずに泳ぎ始めるのに抵抗があることは課題だと感じています。


最後に、ここまで書いてきたトレーニングのことについて、わからない点がある場合は自分で調べてみてください。

わからない解剖学等の用語もあると思いますが、誤解を生まない説明をする上で用語を用いることは重要ですし、疑問点を自分で調べることで自分なりの解釈をしつつ理解が深まると思います。

 



③自己紹介の内容(ただの雑談)

実習で新しい診療科で自己紹介をする際、大抵出身地・出身高校と入っている部活のことを聞かれるのですが他学部もそうなんでしょうか?

他に聞かれたとして実習での抱負や、志望する初期研修・診療科くらいです。

 

しかも、部活を答えると、すぐその診療科のどの先生が部活のOBOGか教えてもらえるので、流石に特殊な環境な気がしています。

 

 


トレーニングのことを語りすぎて長くなってしまいました。
ここまで読んでいただいた方ありがとうございました。