そもそも、何で三味線を始めたかというと | 三味線、猫まっしぐら!〜和のお稽古いろいろ日記

三味線、猫まっしぐら!〜和のお稽古いろいろ日記

大人から始めた和の世界。日舞、三味線のお稽古の日々をつづります。

そもそも、なぜ三味線を始めたかというと、

私は日本舞踊を習っていて

(子供のころからじゃないよ)

踊りの先生が

「踊りやるなら、三味線もやった方がいいわよ」と

勧めるので

軽い気持ちで、踊りにプラスになればいいな

ぐらいのノリで始めました。

 

踊りの音楽は、古典なら大抵、長唄です。

長唄は、名前のとおり長い。

全体も長いけれど、

歌詞もさくさく進みません。

 

例えば「ひとりごと」という単語一つとっても

「ひぃぃーーとおぉぉりいぃぃぃーーーごおおーーーーとおぉぉーー」と

長く引っ張って

何歌ってんだかわからない。

 

人によって伸ばす長さも微妙に違うので、

唄に合わせて踊っていると

狂ってきてしまう。

反対に、三味線は一定だから

三味線に合わせて踊ること。

それには、三味線の音をよく聴くこと。

 

踊りの先生がこうおっしゃるので、

もっともだなと思うのと

三味線に少し興味があったので

気になっていました。

 

でも、すぐに始めたわけじゃなく、

2年ぐらい温めていたような気がします。