この投稿が先ほど見たら、非公開処分になって投稿記事から消えて、下書きになってました。
幸い、下書きになっていたものは投稿記事のままだったので、再度投稿しておきます。
この記事の内容は、紹介しているマスコミの記事の内容を基本的に引用しただけのもので、何故非公開になったのか理解できません。
もちろん私の意見として、本田氏の告発が事実ならという仮定で、警察庁を巻き込んだ大スキャンダルになることや元安倍首相が言っていた「美しい国」の警察ってこんなものなのかという批判はしていますけど?
その程度の話は、当たり前でもあると思うんですけどね?
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以下、投稿文です。
今日のこの記事は、よくまとめられています。
鹿児島県警の不祥事隠蔽事件の経緯等を知りたければ、ぜひ読んでください。
警視庁も同罪となる、大スキャンダルだということが理解できると思います。
10日に判決のあった、元巡査長が告発した事件については、そもそもの事件の発生経過などについて、上記の記事に以下の記事があります。
「・・事件発生から約3ヵ月後、男性職員は被害女性に謝罪文を送っています。そこには直筆で『理性を抑えることができず、衝動的な行動に至ってしまいました』と犯行を認める一文もありました。
ただ、この謝罪文が証拠品として機能したかどうかはわかりません。県警は事件送致の際に謝罪文を添付していない可能性すらある。
事件化させたくない、不起訴に持っていきたいという県警の意向が働いていたのではないか」 実は、強制性交の容疑がかけられていた男性職員の父親は、捜査を担当した中央署に在籍する警部補だった。・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・以上
盗撮事件については以下の通り記載されている。
「・・枕崎市内の公園の公衆トイレを利用していた30代女性が個室扉の上部から差し向けられたスマホを発見、声を上げながら扉を開けたところ、白い車に乗って逃亡する男の姿を目撃した。
被害報告を受けた同署がトイレ付近の防犯カメラ映像を精査した結果、犯行時刻にその車両を使用していた捜査員が特定された。
事件は速やかに解決すると思われたが、その後、なぜか捜査は終結する。
その理由について、本田氏が「本部長の隠蔽指示があった」と告発したのだ。内部告発文書には、署員による盗撮容疑事案の報告を受けた本部長が、「静観しろ」と指揮していたことが記されている。
この告発文書が郵送された2ヵ月後の5月31日、本田氏は警察の内部文書を外部に漏洩した罪(守秘義務違反容疑)で逮捕された。
その後の公判手続きの中で、本田氏は「野川明輝本部長が隠蔽しようとしたことが許せなかった」と主張している。果たして、この逮捕は正当なのか?
ジャーナリストの青木理氏はこう見る。 「見極めなければならないのは、この問題が県警の言う"情報漏洩"なのか、組織の不正を内部の職員が告発した"公益通報"なのか?という点です。告発文書には目を通しましたが、これはどう見ても公益通報としか思えない。
県警は、告発文書の中にストーカー事案の被害者の氏名が記されていた一点をとらえ、情報漏洩と認定しましたが、逆を言えば、この文書の公益性を否定する要素はそこだけにしかなかったということ。その一点突破で逮捕に踏み切った県警と本部長の権力行使に暴走はなかったか、しっかりと検証しなければなりません」・・・以上
今マスコミは兵庫県知事の「公益通報者保護法違反」事件の報道でにぎわっている。
職員2名を自死に追いやって恥じようともしないパワハラ知事とその取り巻きや支持をしていた政党などには鉄槌を下すべきだろう。
それと全く同じ「公益通報者保護法違反」と言える構造を持つ、この鹿児島県警本部長の不祥事隠蔽事件は、もし本田氏の告発が真実であれば、明確に「警察庁」も承知の上の不祥事隠蔽の「隠蔽工作」までやってしまったという、大スキャンダルに発展してしまう、とんでもない事件だということだ。
しかも、おまけにこの事件では、メディアに対する「家宅捜索」で情報源の詰まっているパソコンまで押収しているのだ。
報道機関が絶対に守らないといけない「情報源の秘匿」という使命を、全くいい加減な令状をでっちあげて、その令状の事件とは全く別の案件の情報を奪ってしまったという、きわめて不当な捜査だったのだ。
この鹿児島県警の事件を、まともに報道しようとしないマスコミは、正真正銘のマスゴミだ。
ジャーナリストの試金石と言うべき事件であり、日本の民主主義の後退が食い止められるかどうかがかかっている事件だと、私は思っている。
恥ずかしながら、私が住む県でも以下のような記事が先ほど出ていた。
未成年者誘拐で不起訴?
わけわからんけど、検察は機能しているのか?
身内の不祥事にはどこの警察も甘すぎるのは、安部礼賛の「美しい日本」の慣習だということなのか?