統一教会の問題は、一向に進展していない。

文科省も本気でやる気があるのかどうか・・・・

 

以下の記事でも最初にこう書かれていた。

 

・・・安倍晋三元首相の銃撃事件から2年。統一教会に関する報道は減っており、事件は忘れ去られようとしているが、教団と与党政治家の癒着、被害者救済などの問題は、実はほとんど解決されていない。・・・

 

以下、記事から引用

 

藤井 『誰も書かなかった統一教会』に内部資料がふんだんに引用してある。これを見ると統一教会がいったい何をしていたのかがわかり驚愕しますし、政治家にカネをバラまいて、その政治家がテレビに圧力をかける、あるいはテレビの上層部が忖度する。そんな構図はさも当たり前になっていたと考えるべきだということが、今回の本で再確認できました。

 

 

・・・久保木修己さんという統一教会の初代会長は、帝国ホテルに事務所を構えていて、そこに定期的に国会議員が遊びに来た。で、一緒に酒を飲んで、帰るときに1000万円ずつ渡していた、と言うんです。 これは、その場にいた信者の証言を、僕は聞きました。それは証言ですけど、僕は他に証拠を持っています。統一教会の2015年の内部文書です。この本にも書きましたが「対策費」というのがあって、毎月1億円です。何のために使うのか、内部の人に聞いたら「警察に強い国会議員などのために使う」と言うんです。「政治の力」を警察に行使するために。 それは韓国の統一教会が作った正式の内部文書です。・・・・以上

 

詳しくは上記の記事を読んでいただいたらいいのだが、

 

要するに、長期にわたって政権与党に根深く食い込んでいた統一教会=勝共連合の影響力はほとんど落ちてはいないということだ。

 

こんなことも書いてある。

 

・・・統一教会には1986年から組織的に「秘書養成講座」があって、これを受けた信者が、今も国会議員の公設秘書、私設秘書として入っているんです。そういう人たちが議員の横にいて議員たちを動かしたりするし、地域にいる信者たちはビラをまき、電話をかけまくり、ポスターを剥がす。何でもやるんです。・・・

 

 

これから、しばらくはマスコミもパリオリンピックで忙しい。

 

安倍暗殺から早2年過ぎたと言っても、どこも掘り下げて報道などしてないし、もう統一教会の問題も、いつの間にか忘れ去られようとしているようにさえ見える。

 

今でも、深く静かに政権中枢に巣くっている連中なんだけど、政治の力を持つ与党議員らが結局マスコミを牛耳って、いつの間にか有耶無耶にされてしまうのをじっと待っているというわけだ。

 

一番いいのは、もう一度政権与党の連中を次の総選挙で大敗させて、野党の憂き目を見させてやればいいのだけどね。

日本の今の政治構造では、なかなかそれも難しいのかも・・・・。

 

またぞろ兵庫県知事や鹿児島県警本部長のような連中が跋扈する状況が続いていくんだろうなあ・・・・。