昨年11月に買った、中国製チューナーレステレビのその後の経過を、書いておこう。

 

買ったのは以下のいわゆるスマートテレビだ。

買った理由は、使われている内部の基盤が東芝のレグザと同じじゃないのか、という口コミと値段が43型で3万円台という安さ、画質は案外いいという評判を一応評価してだった。

 

買った直後の状況などは、ブログで書いているので省略するが、

最大の問題は、勝手に夜中に電源がついてしまうという謎現象だった。

これはほかのレビューでも多く書かれていた現象だった。

 

結局対策としては、スイッチ付きの電源コンセントで寝る前には電源スイッチを切るという対応になってしまったのだが・・・・😿

 

この問題は、そのうちに気が付いたら、勝手に電源が入るということは解消されていた。びっくり

 

それで製品のレビューを再度読んでいたら、ソフトのバージョンアップがあったようで、その結果、改善したということが書いてあった。

早速、ソフトのバージョンを確認したら最新になっていたので、たぶんどこかの時点で最新バージョンにそうとは知らずにとにかくアップしてしまっていたようだ。ニコ

 

レビューなどでは、2ヶ月したら画面に線が出たとか、最初から不調だったとか言う記事もあったが、私のテレビは幸いのことに今のところ映像に関しては全く問題ない状況だ。

 

それに、おおむねこうしたクレームに対するメーカーの対応は良好だとも書いてあった。

 

 

不満があるとしたら、これは最初の時から書いているが、リモコンが従来のテレビのものをほとんどそのまま使っているので、使い勝手が悪いということと、一部スイッチの反応が悪いという点だ。

 

特に問題は以下の写真で示すけど、

現在もこのテレビとセットで利用しているソニーのブルーレイのリモコンと比べるとはっきりわかる使い勝手の悪さだ。

 

 

 

真ん中の白いリング状のものが、ソニーで言えば矢印が上下左右にある黒いリング状ものと同じ機能を持っているのだが・・・

 

 

 

 

両者を見比べるとすぐにわかるが、ソニーの方は矢印の先に小さな突起がある。

そこを押せばいいわけだ。

一方、チューナレスのリモコンは白いリングに何の表示もない。

 

とにかく機能はテレビの操作画面上に出ている白い部分を上下左右に動かす機能なので、このリングの上下左右を押すのだが、軽く押しただけでは反応しないのでグッと力を入れて1秒近く押すことになってしまう。

特に、↓下の部分の反応が鈍く、しかも反応したと思ったら2回分飛んで行ってしまったりして、また上に1回分アップしようとすると、もともとのテレビの操作画面がタイムアウトで消えたりして、また最初からやり直しとか、全く頭にきてしまう仕様になっているのだ。ヽ(`Д´)ノプンプン

 

しかも、チューナレスの方は真ん中の黒丸部分は、ソニーと同じく決定の機能なのだが、違うのはそこは凹んでいるのだ。ソニーの方は押しやすいように凸っている。

 

言っちゃ悪いが、ソニーの方は2008年製だ。16年も前のものだが人間工学的な視点で作られているのだ。

しかし、最新の中国製のリモコンでは、ここら辺の感覚が日本人とは違うのか?実情はこんなものなんだと正直呆れてしまう。ゲッソリ

 

 

それに、スマートテレビらしくユーチューブやアマゾンプライムのボタンがあるが、押しても直ぐには反応しない。画面が出てくるのに時間がかかる。

Wi-Fi直結なんだが、反応が実際上は時間がかかって待っているとイライラする。

 

やっぱり、チューナレスでスマートテレビとして売るならば、それはそれなりの商品としてもっと煮詰めてくれないと、リモコンも普通のテレビと共用みたいな感じではダメだろうとしか思えない。

 

まあ、今の段階では過渡期の商品であるのは間違いない。

 

出来れば、日本のメーカーがもっとまともにチューナーレスを作ってくれないとダメだと思うが、NHKへの忖度なのか、ネットでも契約しろ見たいなNHK関係法の改悪もあったからその辺の状況待ちなのか知らないけど、動きは鈍いですね。

 

 

今現在の評価としては、さすがに16年前のそれまでのソニーの32型と比べれば、画面の質の向上は明白で奇麗だし、一応4K対応とうたってもいる。

ブルーレイを4K対応に買い替えればいいのだろうが、4K番組自体がまだ少なすぎる状況では当面不要だ。

大きさも43型で部屋の大きさからいえばおおむね十分。

 

評判の悪い音に関しては、ソニーの時から外部スピーカ使用なので問題は無い。

 

この価格でこの画質なら文句はない。

唯一の欠点は、リモコンの反応が鈍く使い勝手が悪すぎることかな。

 

まあ、実際はたいていブルーレイで録画したものを見ているし、テレビのチャンネルの切り替えにしろ実際に見ているチャンネルはブルーレイのチューナーで見ているわけなので、リモコンもブルーレイのリモコン使用でOKなのだ。

テレビの電源もブルーレイのホームボタンを押せば自動連係で入るようになっている。

 

チューナレスのリモコンは、入力をスマートテレビやパソコンの画面に切り替える時と、Wi-Fi直結のアマゾンプライムボタンを押す時、それにテレビのいろいろな設定をする場合、ぐらいしか使ってないということになっている。

 

そういう実績からいえば、チューナレステレビを買うときは、持っているチューナー付きのブルーレイなどのレコーダーとの相性なんかが案外重要かも、と思われますね。

商品のレビューなどでしっかり確認できればいいでしょう。

 

後は、このテレビの品質が何時まで持つのかと言う耐久性が気になるところだ。

確かソニーは当時9万ぐらいしたと思うが、15年持ったのでコスパは抜群と言っていいのだろう。

それからすると、3万円後半の値段だったから、せめて4~5年とか持てば、コスパからすればいいのかもだな。

 

 

追記

 

このメーカーの32型のレビューを見たら、汎用リモコンが使えるという情報があったので、引用しておきます。

 

「VEZZERって何?どこのメーカー?とネットでいくら調べても情報が出てきませんでしたが、
説明書に「HKCジャパン」と記載されていました。
調べてみると世界3位の中国ディスププレイメーカーにHKCという会社があるため、関連法人なのかもしれません。

良い点
・とにかく安い。50インチでは最安クラス
・東芝製基板(?)採用でなんとなく安心
・真正面や、やや斜めからテレビを見る分には満足出来る画質。
・別途外付けHDDを接続すれば録画出来るなど、意外と付加機能もしっかりしてる。
・実は汎用リモコンが使える→通常、マイナーメーカーのテレビは汎用リモコンが使えませんが、
こちらの製品はドン・キホーテのコード設定をすることにより汎用リモコンが使えました(オーム電機 AV-R570Nで確認)
  オーム電機AudioComm シンプルテレビリモコン

追記
IRIEというメーカーのリモコンと形状が完全に同じのため、試していませんがおそらくこちらも使えると思われます。
Amazon(2023.7.9現在)では売り切れですが、他サイトで約3,000円で販売されています。
オーム電機のリモコンと違い設定ボタンや録画再生ボタンなど全て同一なため、価格は高いですが便利です
  FFF テレビリモコン IRIE TV テレビ 専用リモコン」以上