鹿児島県警の不祥事隠蔽事件について、ようやく全国放送のメディアが取り上げた。
他の報道番組では、私はまだ目にしていないけどどうなんだろう?
これまでの報道でも、地元の鹿児島県議会では質疑があっているが、その雰囲気は鹿児島県警に対する不信感が一杯のようだ。
何しろこれまでも、警察官の不祥事件が連続しているからね。
サンデーモーニングでも、鹿児島県議会の質疑の様子が流れていたが、野川本部長の答弁を信じているような雰囲気は全くない感じだ。
そりゃ、そうでしょう。
何しろ告発された張本人が、今捜査のトップで指揮しているわけで、もし告発が事実ならば、彼には立場上しっかり自分の不祥事を隠蔽する時間もたっぷりあったわけだからね。
普通ならこんなバカな話は無いわけで、公平を考えればこの本部長を外して、第三者が指揮をして内部調査をすべきなのは当たり前の話。
「李下に冠を正さず」という諺は何のためにあるんだろうね。
これじゃまるで、堂々とスモモを盗んで食べてしまった後で、え?何か問題でも?としらを切っているだけにしか見えないんですけど・・。
何故警察ならこんな不公平でありえない事が許されるのか、まともな思考能力があれば誰だって疑問だろう。
しかも、告発通りに犯人の部下は「逮捕」していながら、それを公益通報として告発した人間を「守秘義務違反」で「逮捕」してしまうという、ありえない対応を平然とやってのけてしまったのだ。![ムキー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/049.png)
![ムキー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/049.png)
県警本部は、野川本部長を調べるつもりは、サラサラ無いのは明白だ。
まあ、こんなバカな話は今まであまり聞いたことがないレベルなんだけど・・・
こういう状況で、警察庁が行う『監察』なるものはいったいどんな意味があるんでしょう?
不祥事疑惑の張本人が捜査を指揮し隠蔽工作をしてしまったとしたら、それらの県警の内部資料をつぶさに検証した結果、何も問題はありませんでしたという監察の結果になることは、調査結果を待たないでもわかりすぎることだと思うけど?
あまりにバカバカしすぎて、ブラックジョークにもならない、最悪のヤラセ監察だろう?
こんなことがまかり通れば、日本は戦前のような「治安警察国家」に成り下がってしまうだろうが?
他のマスコミはそれでいいとでも言いたいのか?
少しずつは事実関係から問題にしてきたマスコミも出てきているようだ。
以下の記事は、事実関係はまずまずチャントまとめているが、問題点の追及がほとんどないのが情けない・・。